この記事ではInstagram(インスタ)のフォロワーを増やすために必要な、ユーザー行動やInstagramアルゴリズムと共に、フォロワーを増やす13のコツについて解説しています。
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インスタフォロワーを増やすために知っておくべき3つのポイント
①Instagram(インスタ)ユーザー行動を知る

Instagram(インスタ)の情報収集方法が変化しています。
今までユーザーがインスタで検索を行う際は、「検索窓」→「ハッシュタグ+調べたい固有名詞」で検索しており、これは「タグる」と呼ばれ、インスタの検索方法で最もスタンダードと言われていました。
しかし、最近では「タグる」に代わって、「発見タブ」を活用した情報収集方法「タブる」が多く使われているそうです。
株式会社SAKIYOMIが行ったアンケート調査によると、54.2%のユーザーが暇つぶしにInstagramを触る時「発見タブ」を見ると回答しています。
元々暇つぶしとしても重宝されているInstagram、その中でも5割以上のユーザーが「発見タブ」で暇つぶしをしていることから、いかに「発見タブ」のニーズが高いことが伺えます。

また、「発見タブ」は購入に繋がる重要な場所になっています。
発見タブの投稿がきっかけで購入したいと思ったことはありますか?という質問に対して、43.7%のユーザーが「とてもよくある」、30.4%のユーザーが「よくある」と回答をしています。

なぜこれほどまでに「発見タブ」が購入意欲に大きな影響力をもたらしているかというと、「発見タブ」はフォローやいいね!、保存から判断してユーザーに最適な投稿を表示する機能を持ち合わせているため、自然と購入意欲の後押しに繋がっているのです。
つまり、自社のアカウントの認知度をあげるためには「発見タブ」に表示をさせることが必要です。その方法については次項で解説します。
②Instagram(インスタ)のアルゴリズムを理解する
インスタのアルゴリズムを理解することは、自社アカウントの認知向上に繋がります。
アルゴリズムの内容についてはMeta社から正式に公表されていませんが、数多くの企業事例などを基に仮説が唱えられています。
インスタのアルゴリズムを紐説くためにとても重要なのが、Instagramが発表しているミッション「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。
つまり、ここから「ユーザーの近接」や「ユーザーと投稿の近接」がミッション達成に重要視されていると考えられます。

まず「ユーザー同士の近接」についてですが、これはすなわち「親密度」を表します。親密度を増すためには「シグナル」と呼ばれるユーザーアクション(いいね!やコメントなど)が必要になります。
次に「ユーザーとコンテンツの近接」については、そのユーザーが日頃からインスタ上で検索している「情報・いいね!・コメント・保存」などの「エンゲージメント」がシグナルとなり、インスタがおすすめと判断したものをユーザーのタイムラインや発見タブに表示される仕組みです。
上記2つの「近さ」がインスタアルゴリズムを構築しており、企業はいかにそれを実現できるかが重要となります。

③Instagram(インスタ)分析機能について学ぶ
アルゴリズム対策として、インスタ分析機能を活用するのがおすすめです。
前述した通り、エンゲージメントがアルゴリズムに大きな影響を与えているため、企業はいかにエンゲージメントを上げていくかが重要です。
特に下記の数値はアルゴリズムに影響があるので注意をしましょう。
分析は投稿ごとに行いましょう。良い数値の投稿の傾向を分析して投稿コンセプトや投稿頻度などの改善を行っていくことで、アカウント全体の成長に繋がり、結果としてフォロワーを獲得することができます。
ただしインサイトは、ビジネスアカウントに変更しないと表示がされないため、ビジネスアカウントにしていない場合は早急に切り替えることをおすすめします。
インスタフォロワーを増やす13のコツ
①保存数を意識した投稿コンテンツ作り

保存数の多い投稿は、フォロワー外からのリーチが多い傾向があります。
上記の画像で「保存数5」の投稿はフォロワー外からの流入が全体リーチの22%なのに対し、「保存数180」の投稿はフォロワー外からの流入が全体リーチの82%と、とても高い割合になっています。
ここから保存数の多い投稿がアルゴリズムで優位と判断され「おすすめ」として「発見タブ」などに表示されていると推測されます。「発見タブ」に表示が行われることは、すなわち「自社に関連する投稿に興味を持っている=フォローしてくれやすいユーザー」です。
フォロワーを増やしたい場合は「発見タブ」に表示される投稿を目指すことは必要不可欠になります。
そこで重要になってくるのが、いかに保存数の高い投稿が作れるかどうかです。
「発見タブ」を見てみると、「ノウハウ」や「まとめ投稿」や「ランキング」などが多いのが分かるかと思います。更に共通しているのが「投稿画像に文字が入っている」という点です。
画像だけでなく文字が入っていることで、インスタ投稿が「情報」として更に有効なものになり、ユーザーに「見返す用」として保存がされやすいと考えられます。

②リール機能の活用
リール機能とは、インスタ内で「ショート動画」を投稿できる機能です。
近年、TikTokを台頭に、YouTube Shortsなど「ショート動画」の需要が急増しています。ショート動画が人気な理由は、情報化社会が関係しています。ネットで簡単に情報収集ができるなかで、ユーザーによる情報の取捨選択の判断時間が益々短くなり、今までの動画コンテンツではユーザーには「長すぎる」という印象を持たせてしまいます。

インスタのリール機能はTikTokと似ており、最大60秒の縦動画の視聴や投稿ができます。前述した「発見タブ」にもリールは表示されます。
さらにリール投稿は、フィード投稿よりも2倍の大きさで表示されるため、ユーザーの目に入りやすくフォロワー獲得にも効果的です。
③フォロワーがアクティブな時間に投稿する
インスタ投稿を行う場合は、ターゲットユーザーがアクティブな時間に投稿をしましょう。
フォロワーのアクティブな時間帯に投稿を行うことで、ユーザーからのエンゲージメントを貰いやすくなります。
インスタはインサイトでフォロワーのアクティブ時間を知ることができます。インサイトの「フォロワー」から「最もアクティブな時間」を選択して分析を行い、PDCAサイクルを回していきましょう。

④投稿画像は複数枚入れる
ユーザーの滞在時間を延ばすことは、アルゴリズムに優位に働くと言われています。そのため、フォロワーにスクロールをさせて滞在時間を稼ぐために、投稿画像は複数枚にすることをおすすめします。
さらに固定で、エンゲージメント(いいね!や保存)を促す画像を作成しておくことで、エンゲージメントと滞在時間両方の向上に繋がります。

⑤自社のターゲット層へのいいね!周り
「いいね!」で、企業アカウントの認知をしてもらいフォロワー獲得を狙う手法もあります。
もし自分の投稿が、フォローしていないアカウントから「いいね!」を貰った時、一度プロフィールでどんなアカウントか確認をする方は多いのではないでしょうか?そして、その時にそのアカウントが、自分の趣味嗜好に近いものであればフォローをしたくなるのが、ユーザー心理といえます。
他にも、自社商品やサービスに関連する「ハッシュタグ」を付けた投稿や、競合アカウントをフォローしているユーザーの投稿を「いいね!」して回ることで、直接的にターゲットユーザーからフォローをしてもらえるきっかけになります。
⑥フォロワーとのコミュニケーションを図る
フォロワーとのコミュニケーションは、インスタアルゴリズムにおいて優位に働きます。
前述でも解説したインスタのミッション「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」の1つ「ユーザー同士の近接」を達成するために、フォロワーからのコメントに積極的に返信を行い、コミュニケーションを図る必要があります。
アルゴリズム要素だけでなく、フォロワーとのコミュニケーションをしっかりと行う事で、フォロワーが自社や自社ブランドの「ファン」となってくれる可能性があります。
差別化が難しい現代において、顧客の愛着心はマーケティングにおいて、とても重要と言われています。そのためにも顧客であるフォロワーとの交流は大事にしなくてはなりません。

⑦ハッシュタグ検索対策を行う
ハッシュタグ検索対策を行って新規フォロワーの流入を狙うことができます。
冒頭で「タブる」が主流になってきていると解説しましたが、「ハッシュタグ検索」の文化が無くなったわけではなく、依然として「タグる」はインスタユーザーの間でも使われています。
ハッシュタグは適当に付けてもあまり意味が無く、ポイントを抑えて付けることで投稿やプロフィールへの流入を大幅に改善することができます。
ハッシュタグの効果的な付け方について「【意外と知らない!?】インスタ『ハッシュタグ』効果的な使い方を解説」で詳しく解説をしているので、併せてチェックしてみて下さい。
https://trami.jp/markebook/instagram_hashtag/⑧投稿には位置情報を付ける

「店舗」がある場合は、投稿に位置情報を付けることでユーザーに認知してもらえるきっかけ作りになります。
インスタは「マップ検索機能」が付いているため、場所検索をすることができます。
ユーザーは外出先や遊びの予定を立てるときに「土地名」や「駅名」などを入力して、行き先を検討する傾向があるため、インスタの投稿に位置情報を付けておくことでユーザーの店舗検索の際の1つの候補として認知させることができます。
これはフォロワー獲得だけでなく、直接的な購買に繋がるので、現在行っていない場合は早急に取り掛かることをおすすめします。
⑨Instagram(インスタ)キャンペーンを実施
インスタキャンペーンは一度に大量のフォロワーを獲得することが出来ます。
ただしインスタキャンペーンの注意点は2つあります。インスタのキャンペーンガイドラインは他SNSと比較して厳格に定められており、抵触してしまうと最悪の場合「アカウント停止」になる可能性があります。
なので事前にガイドラインの内容を把握しておく必要があります。下記にガイドラインについて、2つのポイントをまとめました。
インスタキャンペーンは、フォロワー獲得にとても有効的な手段と言えるため、上記2つのポイントを遵守して、運用を行っていきましょう。

⑩Instagram(インスタ)広告運用を行う
インスタ広告運用は潜在層への広告配信ができるため、フォロワー獲得に大いに役立ちます。
しかし、ただ闇雲にインスタ広告配信を行っても、思ったような効果が出ない可能性があるため、自社アカウントのフォロワー数の状況を見ながら広告配信方法を変更することをおすすめします。


まずアカウント開設初期についてですが、まだフォロワーが少ない状況だと、「トラフィック」や「エンゲージメント」を目的とした広告配信を行っても、リーチしたユーザーがアカウントに遷移したときに「フォロワー数が少ない=人気のないアカウント」と判断して、フォローを止めてしまう恐れがあります。
そういった事態を防ぐためにも、一気にフォロワー獲得が見込める「インスタキャンペーン」の投稿を活用して、広告配信を行いフォロワー獲得を行いましょう。
ある程度のフォロワー獲得が獲得出来たら「トラフィック」や「エンゲージメント」を目的としたインスタ広告配信を行いましょう。
その時のクリエイティブとしておすすめなのが、エンゲージメントが高かった投稿の広告出稿です。「エンゲージメントが高い投稿=ターゲットユーザーの目にも留まり好まれた投稿」ということになるので、広告配信でも効果が出やすいと考えられます。
フェーズごとを意識した広告運用でフォロワーの獲得を目指しましょう。

⑪インフルエンサーを起用して宣伝してもらう
インフルエンサーを起用して自社商品やサービスだけでなく、公式アカウントの宣伝を行うことも重要です。
インフルエンサーは、特定のジャンルやSNSなどでフォロワーからの熱い支持を得て、大きな影響力を持つ方々のことを指します。
そのため、インフルエンサーのフォロワーは同じ年代や趣味嗜好の場合が多く、企業はプロモーション時にターゲティングがしやすいのが特徴です。
そのため自社が獲得したいユーザー層に向けて公式アカウントを認知させるために、インフルエンサーに自社の商品やサービスの投稿に、公式アカウントをタグ付してPRしてもらうのも1つの手と言えるでしょう。

⑫モニターサイトを活用してUGCを生成する
インフルエンサーだけでなく、モニターサイトを活用した口コミプロモーションで、大量の自社に関連したUGCを生成することができます。
口コミプロモーションとは、モニターサイトに属する「ナノインフルエンサー」と呼ばれる一般ユーザーに、商品やサービスを体験してもらい、その感想を自身のSNSなどに投稿させ、口コミを露出させるマーケティング手法です。
モニターサイトのプラン内容にもよりますが、公式アカウントのタグ付をして投稿させることができるプランもあり、アカウントの認知を広げる点でとてもおすすめな手法といえるでしょう。

⑬プロフィールの充実
プロフィールを充実させることで、アカウントに遷移したユーザーのフォローを後押しさせることができます。
最近ではインスタのプロフィールは「自社HPの代わり」と言われるほど重要なものです。フォローさせるために、アカウントに誘導したはいいものの、アカウントプロフィールが不十分でユーザーが離脱してしまっては、元も子もありません。
「ハイライトの統一」や「プロフィール文章に絵文字を付ける」など、細かなところに配慮したプロフィールを作成し、ユーザーのフォローを促進しましょう。
インスタフォロワーを増やすことに成功した企業事例紹介
トラミー(@trami_ig)
①「保存」を狙った投稿でフォロワー外へのリーチを成功
株式会社アイズが運営するモニターサイト「トラミー」公式インスタアカウントでは、役立つトレンド情報をコンセプトに投稿を行っています。
以前までは、写真画像のみの投稿を中心に行っていましたが、インスタアルゴリズムの重要性に着目し「保存数」の獲得を目指して、ノウハウやまとめ投稿などにシフトチェンジを行いました。
結果、保存数は改善前が平均4保存程度でしたが、現在では平均34保存と大幅に改善をすることができました。インサイトを見ても、保存数の高いものはフォロワー外からのリーチが高く、その効果が十分に分かります。

Instagram(インスタ)に知見のある企業に相談するのも1つの手
インスタグラムマーケティングは自社でも行うことは可能ですが、工数負担と見識の面から、専門企業に委託をするのをおすすめしています。
株式会社アイズは、クチコミプロモーション「トラミー」を中心に、Instagram運用型広告の代行、インフルエンサーキャスティングなど、インスタグラムマーケティングに幅広く対応ができる企業です。

簡単なご相談や資料請求のみでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
インスタフォロワーを増やして、認知向上を狙う!
いかがでしたでしょうか?インスタのフォロワーを増やすことで、自社の商品やサービスのブランディングに繋がります。
最初は思ったように上手くいかなくても、地道にPDCAを回して改善を行っていくことで、着実に成果が出るようになります。
しかし、インスタマーケティングは工数負担があったり、大量のユーザーのUGC獲得をしたい場合は、専門の企業に委託するのも1つの手です。
投稿者プロフィール

- 「マーケブック」では、SNSマーケティングを中心にSNSの基礎知識から成功事例、ノウハウ、アンケートデータなどの独自性のある情報発信を行っていくことで、マーケターの皆さんにとって「SNSの世界を学ぶ参考書」となれるよう運用して参ります。
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