SNSマーケティングのノウハウを学ぶなら「マーケブック」

article

YouTuber(ユーチューバー)への企業案件依頼方法とは?費用相場や注意点も解説

目次
  1. YouTuber(ユーチューバー)とは?特徴とマーケティング活用の可能性
  2. Youtuber(ユーチューバー)にPRを依頼するメリット
  3. YouTuberへの企業案件以来の具体的な流れ
  4. Youtuber(ユーチューバー)にPR案件を依頼する方法
  5. Youtuber(ユーチューバー)にPR依頼したときの費用相場
  6. YouTuberにPR依頼をする際の注意点
  7. YouTuberのPR案件を成功させるコツ4選
  8. YouTuber(ユーチューバー)PR依頼の成功事例
  9. YouTuber起用は、キャスティング会社やマッチングプラットフォームを利用することがおすすめ!

YouTuber(ユーチューバー)とは?特徴とマーケティング活用の可能性

①YouTuber(ユーチューバー)の特徴

YouTuberは、自分で制作した動画をYouTubeに継続的にアップする、またはその動画から得られる広告収入を主な収入源としている人を指します。

YouTuberの人気は、チャンネル登録者数が一つの指標となります。多くのチャンネル登録者を持つ人気YouTuberは、世間に与える影響力の大きさからインフルエンサーと呼ばれることもあります。

YouTuberの特徴として、芸能人やモデルなどとは異なり、消費者にとって自分たちに近い存在であることが挙げられます。

有名芸能人を起用した広告より、人気YouTuberに商品を宣伝してもらうことで、消費者の共感を生み出しやすく、商品やサービスの購入など購買行動につなげてもらえる可能性が高まります。

②インフルエンサーマーケティングにおけるYouTuberの役割

YouTuberは単なる動画投稿者ではなく、インフルエンサーとして企業の商品・サービスの魅力を、リアルな体験を通じて自然に視聴者に届けることができます。とくにミレニアム世代やZ世代に向けたマーケティング施策として、YouTuber起用は大きな成果をあげています。

③企業案件(タイアップ)の主な種類

YouTuberに自社商品などのPRを案件として依頼する場合は、主に下記のような種類があります。

  • タイアップ動画制作:商品やサービスを紹介するレビュー動画など
  • ギフティング:無償提供した商品の紹介(報酬が発生する場合もあり)
  • イベント参加型:リアルイベントにYouTuberが参加しその様子を動画化

④ステルスマーケティング(ステマ)との違い

PR案件では「#PR」「提供:企業名」といった明示が法律上必要です。ステマと判断されると、景品表示法に抵触する可能性があります(2023年10月施行の改正法対応が必要)。企業としては、広告表記をYouTuberに義務付ける契約を結ぶことが必須です。

Youtuber(ユーチューバー)にPRを依頼するメリット

①YouTuberのコアファンに対して情報を認知させることができる。

先ほど説明した通り、人気YouTuberは多くのチャンネル登録者数を抱えています。また、YouTubeのほかにInstagramやX(旧twitter)など他のSNSも展開していることがあります。

人気YouTuberにPRを依頼する最大のメリットは、彼らが抱えている多くのフォロワーに商品やサービスの情報を届けることができる点です。

チャットボットを活用した広告・ネットリサーチ事業を展開する『株式会社テスティー(以下テスティー)』の調査によると、10代の約7割、20代の約6割がYouTubeに影響を受けた消費行動をとったことがあるという結果になりました。

多くのYouTuberは、ある特定のジャンルにおける動画を制作・投稿し、ファンを獲得しています。自社の商品やサービスと相性の良い人気YouTuberを起用することで、ターゲットへ的確に情報を届けることができます。

②動画制作のプロによって質の高いコンテンツが獲得出来る。

YouTuberへPRを依頼する場合、自社での動画制作は不要になります。

人気YouTuberは、動画の企画から編集までを自身の優れた技術やノウハウによって行い、魅力的で訴求力の高い動画を投稿してきたプロフェッショナルです。

事前の打ち合わせ、PR時の注意点などを相互確認していれば、あとは投稿までYouTuberのセンスに任せて動画制作をしてもらうだけです。

そのクオリティの高い動画コンテンツを、キャスティング費用とは別料金が発生しますが、2次利用をして、自社のHPなどに活用することが可能です。

③ユーザーの商品やサービス理解を深めることができる。 

テレビCMや他のSNS動画広告に比べると、YouTubeの動画はより長い時間をかけて商品を紹介することができます。紹介するときの目線も、YouTuber自身が使ってみた感想をいち消費者として話してくれるため、より視聴者に近い目線で商品をアピールできます。

動画の適切な長さは種類や目的によって異なりますが、動画の時間が長くなるほど視聴率は低下していく傾向にあります。インターネット動画を分析しているWistia社の調査によると、2分以内の動画なら視聴率は70%、5分を超えると60%以下という結果になりました。

参照元:How Long Should Your Next Video Be?https://wistia.com/learn/marketing/optimal-video-length

YouTuberへの企業案件以来の具体的な流れ

YouTuberに企業案件を依頼する際は、計画的かつ丁寧なプロセスを踏むことが成功の鍵となります。以下にそのステップを詳しく解説します。

①目的とターゲットの明確化

まずは「なぜYouTuberに依頼するのか」を明確にしましょう。目的には以下のような例があります。

・商品・サービスの認知度向上

・新商品の販売促進

・ブランドイメージの強化

・特定のターゲット層への接触

次に、ペルソナ(理想顧客像)を設定し、YouTuberの視聴者層との一致度を確認します。これにより、メッセージの伝わりやすさと効果測定の明確化が図れます。

② 適切なYouTuberの選定

YouTuber選定の際は以下のポイントを重視します。

・ジャンルや過去の案件実績(親和性)

・フォロワー属性と反応率(コメント率、エンゲージメント率)

・炎上歴や信頼性

③条件交渉と契約締結のポイント

具体的に下記のような条件を明確にし、交渉しましょう。

・報酬金額(登録者数 × 単価 or 再生回数ベース)

・動画の構成や表現方針

・公開日程と納期

・広告であることの明示(#PRなど)

・修正対応の可否と回数

・二次利用範囲

上記を取り決めておくとトラブルが発生しづらくなります。

また契約書は必ず書面(電子契約なども含む)で交わし、景品表示法や知的財産権など法務的リスクを明確にしておきます。

④商品提供や撮影準備の進め方

動画で紹介する商品や資料は、事前に丁寧にパッケージングし、使い方やセールスポイントを資料として添えることが重要です。撮影時に参考となる演出例やNG事項も事前に共有することで、イメージに近い仕上がりが期待できます。

⑤動画制作と公開前の確認事項

制作中または完成後には、以下をチェックしておきましょう。

・限定公開での事前チェック

・明示表記の確認(概要欄の提供元記載、#PRなど)

・必要に応じた軽微な修正対応

を行います。ただし過度な干渉はYouTuberのクリエイティビティを損なうため注意が必要です。

⑥動画公開後の効果測定とフィードバック

以下のようなKPIを設け、効果測定を実施します。

・視聴回数・平均視聴時間

・エンゲージメント率(高評価数、コメント数、シェア数)

・LPへの流入数やCV(購入・問い合わせ数)

また公開後はクリエイターに感謝の意を伝え、今後の継続コラボや次回改善に向けたフィードバックを行い、長期的な関係構築につなげましょう。

Youtuber(ユーチューバー)にPR案件を依頼する方法

①YouTuberに直接連絡をする。

YouTuber本人にSNSなどで直接依頼をする方法です。YouTubeのチャンネル説明欄やSNSのプロフィール欄に連絡先が記載されていることがありますので、まずは指定の連絡方法があるか確認しましょう。YouTuberがプロダクションに所属している場合、プロダクションの窓口となる連絡先が記載してある場合もあります。

この依頼方法は、広告代理店などを経由しないため費用を抑えられるのがメリットです。

一方で、広告代理店の行う業務(YouTuberと自社商品のマッチング判定、YouTuberの選定基準など)を自社で行う必要があるため、担当者の知識やノウハウが求められます。

②総合広告代理店に連絡をする。

YouTuberに直接依頼するより費用はかさみますが、総合広告代理店に依頼をするとYouTubeの知見をもっている専門スタッフのサポートを受けられます。

また、PRしたい商品にあったYouTuberのキャスティングや、動画制作に必要な工程管理などを丸ごと依頼できるのも大きな特徴です。

YouTuberに依頼をする際、ターゲットに確実にリーチするキャスティングが欠かせません。初めてYouTube動画の制作依頼をするときや、社内に詳しいスタッフがいないときは、総合広告代理店に連絡すると安心ですね。

③キャスティング会社に連絡をする。

キャスティング会社とは、自社でインフルエンサーやタレントの所属がなく、PRの案件に応じてインフルエンサーを提案する会社です。YouTuberの所属しているプロダクションによっては、自社所属のYouTuberでのキャスティングを行なっている会社もあります。

PRしたい内容に応じてキャスティングの候補や費用を提案してもらえるため、依頼するYouTuberの決定までスムーズに進むことができます。

とくに、プロダクションにキャスティングを依頼する場合、自社所属のクリエイターの特徴を熟知しているので、キャスティングだけでなく効果的なサムネイルのポイントや動画の構成などもサポートしてくれます。

候補となるYouTuberが複数いる場合、自社だけで行おうとすると一人ひとりに個別に連絡をしなければいけませんが、キャスティング会社に依頼すれば一斉に連絡を取ってもらえるのも大きなメリットです。

⇩YouTuberキャスティングのご相談はこちら⇩

④マッチングプラットフォームを利用する。

YouTuberとのタイアップを検討する企業にとって、マッチングプラットフォームの活用は、スピーディかつ効率的な手段として注目されています。この方法は、企業が主導権を握りながら、適切なYouTuberを選定し、プロモーションを展開することが可能です。以下では、マッチングプラットフォームを利用する際のメリット、デメリット、そして注意点について詳しく解説します。

メリット

1. ジャンルや登録者数での絞り込みが可能

マッチングプラットフォームでは、登録しているYouTuberの情報が詳細に掲載されており、ジャンルや登録者数、視聴者層などの条件で検索・絞り込みが可能です。これにより、企業のターゲット層やプロモーション内容に最適なYouTuberを効率的に見つけることができます。

2. 比較的リーズナブルな費用での展開が可能

マッチングプラットフォームを利用することで、仲介業者を介さずに直接YouTuberと契約を結ぶことができるため、コストを抑えることが可能です。また、プラットフォームによっては、成果報酬型の料金体系を採用している場合もあり、費用対効果の高いプロモーションが期待できます。

デメリット

1. YouTuberの品質や信頼性の見極めが難しい

プラットフォームに登録されているYouTuberの中には、実績や信頼性にばらつきがある場合があります。特に、フォロワー数や再生回数が多くても、実際のエンゲージメントや視聴者の反応が伴っていないケースも存在します。そのため、YouTuberの過去の投稿内容や視聴者のコメントなどを確認し、慎重に選定する必要があります。

2. サポート範囲が限定的

マッチングプラットフォームは、基本的にYouTuberとのマッチングを提供するサービスであり、企画立案や動画制作、効果測定などのサポートは限定的です。そのため、これらの業務を自社で対応するリソースやノウハウが求められます。

注意点:契約条件や広告表記の徹底

マッチングプラットフォームを利用する際には、契約条件や広告表記に関する確認を企業側で徹底することが重要です。プラットフォームによっては、契約フローが簡略化されている場合があり、法務的なチェックが不十分になるリスクがあります。特に、広告表記に関しては、ステルスマーケティングと誤解されないよう、明確な表示が求められます。また、契約書の内容についても、報酬の支払い条件や動画の使用権、公開期間などを明確に定めることが、トラブル防止につながります。

マッチングプラットフォームは「Talema」がおすすめ!

Talemaというマッチングプラットフォームは、チャンネル登録者数1万人以上のYouTuberが1,700組以上登録しており、美容、グルメ、ライフスタイル、エンタメなど多岐にわたるジャンルのインフルエンサーとつながることができます。

この豊富なデータベースにより、企業は多様なジャンルやスタイルのYouTuberから最適なパートナーを見つけることができます。また事務所未所属の才能あるYouTuberとの連携することができるのも魅力です。

さらに企業は以下の詳細情報を確認しながらYouTuberを選定できます。

・チャンネル登録者数

・平均視聴回数

・視聴者の性別・年齢

・エンゲージメント率

・希望報酬額

・最新の動画投稿日

Talemaでは、YouTuberのチャンネル登録者数や視聴回数、視聴者の性別や年齢などの詳細なデータを事前に確認できます。これにより、企業は自社のターゲット層に合致したYouTuberを選定し、効果的なマーケティング活動を展開できます。

企業とYouTuberをつなぐマッチングプラットフォーム「Talema(タレマ)」とは?概要やプランについて解説!PR動画制作,YouTube,YouTuber,YouTuberマッチング,YouTubeshort,インフルエンサー,インフルエンサーマッチング,ショート動画,タイアップ動画,ユーチューバー,ユーチューバーマッチング,動画,動画マーケティング,長尺動画企業が適切なYouTuberとスムーズに連携し、効果的なプロモーションを実施できるマッチングプラットフォーム「Talema(タレマ)」が注目されています。本記事では、Talemaの概要、特長、料金体系、導入企業の成功事例などを詳しく解説します。...2025-04-25 18:50:14

Youtuber(ユーチューバー)にPR依頼したときの費用相場

YouTuberへの依頼費用は、彼らの影響力に比例します。一般的には『フォロワー(チャンネル登録者)×2〜4円』で計算されることが多いです。チャンネル登録者が10万人のYouTuberの場合、PR依頼の費用は『10万人×2〜4円』の20〜40万円が相場となります。

オンライン経済メディアの『Business Insider Japan』が複数企業に対して行った調査によると、広告費の相場は「1フォロワー=2〜4円」という回答が一番多く寄せられました。

参照元:1フォロワー3.5円、膨張する「インスタ」バブルを象徴する3つのキーワード

なお、案件や投稿内容、YouTuberのチャンネル登録者数によってフォロワー単価は変わってきます。

少しでも費用を抑えるためには、マッチングプラットフォームを利用することをおすすめします。

YouTuberにPR依頼をする際の注意点

①炎上の可能性がある。

炎上とは、情報発信者の言動が一般ユーザーの反感を買い、インターネット上で集中的に批判や悪評が飛び交うことを意味します。

YouTuberへのPR依頼においては、注意しなければいけないのはステルスマーケティング(通称ステマ)の発覚による炎上です。YouTuberが、企業からの依頼で宣伝していることを隠し、まるで普段から愛用している商品であるかのように紹介することは、消費者を欺く行為になります。YouTuberと企業ともにイメージダウンしてしまうだけでなく、景品表示法に抵触する可能性もあります。

現在、YouTubeでは企業案件のPR動画の場合、画面上に『プロモーションを含みます』というメッセージが冒頭で表示されるようになっています。

また、動画の概要欄に提供元情報が記載されている場合もあります。

法律違反や炎上を防ぐため、YouTuberに依頼する段階で、企業案件であることを動画投稿時に明記することを必ず伝えましょう。

【弁護士監修】ステマとは?違法性とステマに対する消費者意見を解説SNSマーケティング,インフルエンサー,調査データこの記事では、SNSマーケティングで注意すべき「ステルスマーケティング(ステマ)」について、基本知識や消費者に与える印象を詳しく解説しています。...2024-03-07 16:19:36

②動画の修正が難しい。

動画制作においては、依頼元の企業よりYouTuberの方が技術が優れていることが往々にしてあります。そのため、制作途中や完成後に企業が動画の修正を依頼する、もしくは自分達で修正を加えることは難しいでしょう。

では、制作前に細かい指示を出せばいいかというと、そうではありません。

フォロワーは、YouTuberの制作する動画に魅力を感じています。企業からの指示や情報が情報が多くなり、YouTuber本来の魅力が伝わる動画が制作できなければ、視聴者も普段と違う様子に違和感を感じ、期待していた宣伝効果が発揮できなくなってしまいます。

動画制作では過度な指示や干渉は控え、YouTuberのセンスを信頼しましょう。

③他のSNSのPR投稿よりも相場が高い。

企業がPR依頼をするSNSには、YouTubeのほかにInstagramやTikTokなどがあります。YouTubeはこれらの中でも、費用(1フォロワーあたりの単価)が高くなりがちです。

具体的には、Instagramが1フォロワー2〜3円、TikTokが3〜4円なのに対し、YouTubeは4〜5円かかります。

1フォロワーあたりは数円の差でも、依頼するYouTuberのフォロワーによって総額が大きく変わってくるため、情報を届けたいターゲットに対して、YouTubeが本当に適切なPRの場か、よく考えましょう。

また、再生回数で費用を計算するパターンもありますので、計算方法は事前にYouTuber本人やキャスティング会社に確認することをおすすめします。

YouTuberのPR案件を成功させるコツ4選

①ペルソナ設計で投稿の方向性を決定する。

ペルソナ設計を具体的に行うことで、動画内で特に伝えたいこと、投稿の方向性が決まります。

たとえば、20代の女性に向けて新作コスメをPRしたい場合は

一人暮らしのキャリアウーマン

朝のメイクはなるべく時短で済ませたい

メイクの持ちが悪く、夕方には必ずメイク直しが必要でストレスに感じている

など、ターゲットの社会的ポジションや日常生活で大事にしているポイントまでイメージして設定します。

このターゲットには、手早く済むのに従来以上に長持ちするコスメであることが伝われば、購買行動を促すことが可能になるでしょう。投稿の方向性も『新商品が出ました』より『こんなお悩みを解決します』というアプローチの方が、よりターゲット層に刺さりやすくなります。

②YouTubeのガイドラインを確認する。

YouTubeでは、次のようなコミュニティガイドラインを規定しています。

さまざまなポリシーがあり、それらに違反している動画は視聴者からYouTube本体へ通報されたり、YouTubeから削除されたりしますので、必ず事前に確認しておきましょう。

■YouTubeのコミュニティガイドライン

『YouTube を利用するということは、世界中の人々が集まるコミュニティに参加することでもあります。すべてのユーザーが YouTube を楽しく利用できるよう、さまざまなガイドラインが設けられています。

ガイドラインに違反していると思われるコンテンツを見つけた場合は、報告機能をご利用ください。YouTube のスタッフが確認いたします。』

■スパムと欺瞞行為

『YouTube コミュニティは、信頼の上に成り立つコミュニティです。他のユーザーに誤解を与えたり、詐欺、スパム、不正を行ったりすることを目的としたコンテンツは、YouTube で許可されません。』

■デリケートなコンテンツ

『YouTube は、視聴者やクリエイターの保護、特に未成年者の保護に努めています。そのため、ヌードや性的なコンテンツ、自傷行為が児童の目に触れないようにするルールを制定しています。』

■暴力的または危険なコンテンツ

『YouTube では、悪意のある表現、搾取行為、暴力的な描写、悪意のある攻撃や、有害で危険な行為を助長するコンテンツが禁止されています。』

■規制品

『一部の商品は YouTube で販売することができません。販売が許可される商品と禁止される商品についてご確認ください。』

■誤った情報

『特定の種類の誤解を招くコンテンツまたは虚偽が含まれるコンテンツで、深刻な危害を及ぼす可能性のあるものは YouTube で許可されません。これには、現実の世界で危害を与える可能性がある特定の種類の誤った情報(有害な治療法の喧伝、技術的に操作された特定の種類のコンテンツ、民主的な手続きを妨害するコンテンツなど)が含まれます。』

引用元:YouTube のコミュニティ ガイドライン

③商材・ペルソナと親和性の高いYouTuberを選定する。

男性YouTuberのフォロワーは男性である、とは限りません。また年齢層も同様で、子どもをターゲットにしている大人のYouTuberもいます。

チャンネルがターゲットとしている属性、実際のチャンネル登録者の内訳と、商品や設定したペルソナとの親和性をあらかじめ確認しておきましょう。

YouTube上でも検索ボックスにキーワードを入力して、親和性のあるYouTuberを検索することもできます。

インフルエンサー起用広告の費用対効果を高める5つの成功戦略を解説SNSマーケティング,インフルエンサー「インフルエンサー起用にフォロワー数は関係ない?」最新の市場動向とあわせて、インフルエンサー起用の成功のコツを解説します。...2024-03-07 16:21:34

④YouTuberとのコミュニケーションをしっかりと取る。

依頼当初の企画説明や重要事項の確認などは、認識齟齬がないようコミュニケーションをとりましょう。広告主だからといって、高圧的な態度で接することはビジネスマナーとして望ましくありません。お互いビジネスパートナーであることを忘れず、良い関係を築くよう心がけましょう。

また、動画の内容や制作中に細かく口を挟むのは控えましょう。動画はあくまでYouTuberの技術とセンスを頼りに制作してもらうことで、ターゲットに刺さる内容が出来上がります。企業のPR色が強くなってしまうと、YouTuberのモチベーションを下げるだけでなく、ターゲット層にも好印象では届かなくなってしまいます。

企業側のPRしたいポイントを抑え、それをYouTuberの旨味を無くさずに、表すにはどうしたらいいかをYouTuberと、しっかりとコミュニケーションを取り、認識のすり合わせをするのが成功の大きな秘訣です。

YouTuber(ユーチューバー)PR依頼の成功事例

①はじめしゃちょー(hajime)×東亞合成株式会社

出典:はじめしゃちょー|接着剤で家のモノをくっつけまくったwwwww

実験系をメインに斬新で手の込んだ動画で人気のはじめしゃちょー。チャンネル登録者数は国内で10位(1620万人)、チャンネル 総視聴回数は128億回を誇るトップYoutuberであり、これまで多く企業とタイアップ企画を行なっています。

東亞合成株式会社の看板商品である瞬間接着剤『アロンアルファ』とのタイアップ企画では、接着威力を伝えるために家中のいろいろなものを瞬間接着剤でくっつけたり、ドッキリを仕掛けたりしています。

2025年5月現在の動画再生回数は773万回以上、7.5万以上の高評価がついています。

②鈴木ゆゆうた×Simeji

出典:鈴木ゆゆうた|ついに僕にも企業案件が来ました【ゆゆうた】

聴いた曲を瞬時に覚え、ピアノで演奏するという特技を持つ鈴木ゆゆうたさん。

2025年5月現在のチャンネル登録者数は166万人、総視聴回数は6億回以上にのぼります。

スマートフォンのキーボードを好きなデザインにカスタマイズできるアプリ『Simeji』とのタイアップ動画では、アプリの特徴を歌にして弾き語りながら紹介しています。動画内では、実際にゆゆうたさんが自分の顔や弾き語り動画をキーボードの背景にした映像も流れ、使用イメージが湧きやすくなっています。

YouTuberならではのエンタメ要素のある動画であると、視聴者が飽きることなく最後まで見てくれる可能性が高くなります。

YouTuber起用は、キャスティング会社やマッチングプラットフォームを利用することがおすすめ!

YouTuberの起用は、企業にとって欠かせないプロモーション手段になってきました。しかし、効果的なPRをするためには、自社でYouTuberのキャスティングやコンテンツ作成、効果検証までを行えるノウハウが蓄積されていないと難しいです。

「初めてYouTuberにPR依頼をする」「これまで自社で直接YouTuberに依頼していたけど、期待する効果が得られない」というときは、その道のプロであるキャスティング会社に一度依頼をしてみましょう。

「予算が限られている」「そこまで高い金額は…」というときは、マッチングプラットフォームを利用することを一度検討いただくのが良いかと思います。

以下のtalema(タレマ)は、登録無料で、Youtuberへのオファーや検索はもちろんYoutuberとやり取りを行うところも無料で行えます。

是非この機会に登録してみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

マーケブック編集部
マーケブック編集部「マーケブック」では、SNSマーケティングを中心にSNSの基礎知識から成功事例、ノウハウ、アンケートデータなどの独自性のある情報発信を行っていくことで、マーケターの皆さんにとって「SNSの世界を学ぶ参考書」となれるよう運用して参ります。