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UGC(ユーザー生成コンテンツ)とは?
UGCについて
UGCとは、User Generated Contents=ユーザー生成コンテンツの略語です。
SNS、ブログ、CGMサイト、電子掲示板など様々なソーシャルメディアに、ユーザーによって投稿されたコンテンツやそれに対する感想やレビューなどを指します。
例えば
- 飲食店探しで使うときに使う、グルメサイトの口コミ
- コスメ購入を検討するとき、コスメランキングサイトの口コミ
- 家電を探すときに使う、Amazonのレビュー
- 転職先を探すときに使う、転職サイトの口コミ
- 旅行での宿泊先は探すときに使う、宿泊予約サイトの口コミ
などなど…。
日常の様々な場面に「口コミ」=UGCが存在しています。
UGCがSNSマーケティングで重要になってきた理由
ネット技術によるスマートフォンの普及で消費者は簡単に情報を取得することが出来るようになりました。そのため情報が飽和状態となり、消費者は企業が発信する情報では満足出来ず、より質のいい情報=実際に体験してみた人の「口コミ」を求めるようになりました。
また、近年消費者の広告に対する嫌悪感もUGCが重要になってきた要因の一つです。獲得出来る情報が増え、広告を目にする回数も以前より多くなりました。広告慣れをしてしまった消費者にとって、明らかな広告は「煩わしい存在」として認識されてしまうのです。しかしUGCのような、消費者発信の情報なら自然な形で認知をさせるので、消費者に対して不快な気持ちにさせません。
また、新型コロナウイルスの流行によって、UGCの重要性は更に上昇しました。
SNS時代の消費者行動モデル「ULSSAS」
株式会社ホットリンクの提唱するSNS時代の購買行動プロセス「ULSSAS」はUGCをキーとして考えられています。
ULSSASの行動プロセスは下記の通りになります。
・UGC:ユーザー生成コンテンツ(認知)
・Like:いいね
・Search1:ソーシャルメディア検索
・Search2:Google/Yahoo!検索
・Action:購買
・Spread:拡散
株式会社ホットリンク ULSSAS(ウルサス)とは
https://www.hottolink.co.jp/service/method/ulssas/
実際に体験したユーザーの口コミ=UGCで消費者に対して、商品・サービスを認知をさせます。
その後消費者はそのUGCに対して「いいね!」で反応を行います。その後認知した商品・サービスをまずはSNSで検索します。これは他の消費者も使っているかどうか、また体験してみての「口コミ」をみて、本当に良いものかどうかを判断するためです。
口コミを検索した後は、更にGoogle/Yahoo!検索で詳細な情報を調べます。CGMサイトなど、SNS以外での情報も集め、消費者は厳選を行います。
その後購買行動を起こし、最後に自分もソーシャルメディアで検索した時に参考にした「口コミ」をSNSに投稿して拡散を行います。
この消費者行動プロセスは、ファネル形状ではなく、円状の形をしており、このプロセスの良いところは一度サイクルが生まれれば循環を行い、大きな広告費用を投資せずとも、UGC(口コミ)が自然発生することができるのです。
サイクルを生むためには、初動の動きが肝心になります。影響力のあるインフルエンサーを活用して一気に認知させることはもちろんですが、その後消費者がSNS上で検索をした時にその商品・サービスについての投稿が行われていないとULSSASの循環が途切れてしまう恐れがあります。
なので、一般消費者のUGCを大量に投下させておくことが重要になるのです。
特に「新商品・新サービスでまだ認知がない」や、「発売したが、口コミ件数が少なくなかなか認知がされていない」といった課題を持つ企業様にはおすすめの手法です。
企業のUGC活用状況
様々な企業で、UGCをSNS時代の強力なマーケティング手法として取り入れ始めています。
アライドアーキテクツ株式会社が2020年11月~12月に実施した調査では、国内でマーケティング業務を行う回答者の約94%が「マーケティング施策においてUGCを活用する重要性」を感じており、既に半数以上が実際にUGCを活用した経験があると回答しています。
UGCとは?マーケティングにおける活用手法・事例・注意点を徹底解説!
https://smmlab.jp/article/what-is-ugc/#topic05%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%BC
マーケティング施策においてUGCの活用の重要性を「とても感じる」「どちらかと言えば感じる」と答えたマーケティング担当者は93.8%もいたそうです。ほかにもアンケートに答えた企業の内、半数以上が実際にマーケティング施策にUGCを活用したと回答しています。また、その実際に活用した企業に対してのアンケートで、UGCをマーケティングに導入したことにより、パフォーマンス(CPA,CVR等)が「とても向上した」「少し向上した」と76.6%が答えています。このことから、企業の中でもUGCの需要の高まりと、UGCは成果に結びつくコンテンツであることがうかがえます。
UGCがSNSマーケティングにもたらすメリット
UGCは消費者の商品購入決定への影響力がある
株式会社アイズが実施したアンケートでは「商品やサービスを認知をした後95%の方が、なんらかのソーシャルメディアで検索を行い口コミを調べている」といった調査結果が出ています。
「化粧品を買う前に口コミを見る」「ランチのお店をSNSで検索して比較する」などのように、現代の消費者には様々の消費行動をする時に「検索して口コミを調べる」という行為が浸透しています。
裏を返すと、口コミがない商品は「怪しい」「品質が良くない」などのマイナスイメージを与えてしまうことがあります。そのためUGCを大量に生み出すことは、SNSマーケティングに大きなメリットを与えることが出来ます。
消費者に受け入れやすい
ネット広告に対して、ネガティブイメージを持つ人は少なくありません。
SNSの利用頻度が増えると、比例して広告に触れる機会も増えます。そのためSNS広告などは、嫌悪感を頂かれてしまうような場合もあります。
しかしUGCは、企業発信ではなく消費者発信の情報のため、受け取り手も警戒感なく受け取ることが出来ます。スムーズに購買行動に移動させるためにも、できるだけ自然な形で認知をさせることのできるUGCの活用をおすすめします。
コンテンツ不足の解消
SNSマーケティングでのお悩みの一つとして良く聞くのが「コンテンツ不足」です。SNS広告ではCVが上げるためには、クリエイティブを定期的に変更すると良いや、アカウント運用でも、最低でも週1~3投稿は行った方が良いと言われています。
そのため企業は常に大量のコンテンツをストックしておくことが必要です。UGCは「消費者の体験談」という形でクリエイティブにも活用することが出来るため、他のSNSマーケティング手法の手助けもしてくれます。
UGCがSNSマーケティングにもたらすデメリット
著作権侵害の危険性
UGCは勝手に引用したりすると、著作権違反として訴えられてしまう可能性があります。もし広告クリエイティブや、自社の公式アカウントでリポストなどをする際には、きちんとUGCを投稿したユーザーに許諾をとってから使用をしましょう。
しかし名のインフルエンサー施策などでは、事前に2次利用許諾を得ていることが多いので、自社での確認作業が大変な場合は名のインフルエンサー施策を利用するのも1つの手と言えます。
薬機法違反の危険性
近年、SNSなどで見かける誇大広告などが問題として取り上げられるようになり、2021年8月に薬機法の改正が行われたことで、今までは広告主のみが対象であったのが、「何人も」と範囲が拡大し関係した広告代理店、インフルエンサーなどすべての者が懲罰対象となりました。
もちろんUGCも広告に使われたものは、すべて薬機法の対象となります。UGCは消費者発信だかからこそ、薬機法違反の危険性がかなり高まるので、薬機法に関連する商材を取り扱う企業は、広告で活用するUGCが薬機法違反ではないかどうかをしっかりと確認する必要があります。
ステルスマーケティングによる炎上の危険性
ステルスマーケティングとは、企業がマイクロインフルエンサーやナノインフルエンサー施策などで、PR依頼をしたのにも関わらずそれを隠し、オーガニックの投稿のように見せかけて商品宣伝を行ったり、口コミ投稿をさせることを言います。
ステルスマーケティングは一度見つかってしまうとSNSで炎上してしまい、企業イメージに多大なる損害を与えてしまいます。そのため企業はマイクロインフルエンサーやナノインフルエンサーに商品やサービスの口コミ(UGC)を投稿して貰う際は、#PRの表記を必ず忘れないようにしなくてはなりません。
UGCを活用したSNSマーケティング事例
UGCをLPや自社サイトで掲載
人気韓国インスタントラーメンを取り扱うA社では、認知向上とコンテンツ獲得を目的として、UGCを活用したSNSマーケティングを行いました。
方法としては、名のインフルエンサーを囲ったサービスを活用し、大量のナノインフルエンサーにInstagramでの投稿を促しました。また、ただ商品を食べた投稿ではなく、ナノインフルエンサーが考案したオリジナルレシピでの投稿をお願いすることでレシピ獲得にも成功し、ナノインフルエンサー施策を実施後、同社ではナノインフルエンサーの投稿を自社のLPに「みんなのアレンジレシピ」という形で掲載をしました。
このようコンテンツとしてUGCはとても優秀なため、その後のマーケティングにも様々な活かせることが出来るのです。
UGCを展示会やパンフレットなどでの新規営業で活用
洗濯機や机など様々な家電製品、家具に使える便利な家庭用品を取り扱う株式会社タツフトでは、同社人気商品の「あしあげ隊」についてのUGCをもとに紹介動画や、チラシを作成して新規顧客獲得営業に活用しています。実際に体験した消費者の目線での良かった点を伝えられており、広告を感じさせていません。
同社ではSNSマーケティングにUGCを取り入れたことで、口コミ件数のアップ、売り上げも順調に伸びているそうです。
UGCを大量に生成するには?
①ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、主に「X(旧Twitter)」「Instagram」で見られるキャンペーン方法です。「#○○とつけて投稿をすることで、対象商品が抽選で当たる!」といったような形で、ユーザー参加型のキャンペーン手法になります。
特定のハッシュタグを指定して投稿をさせることで、自社にまつわるUGCを大量に生成することができます。
X(旧Twitter)などでは、トレンドインする可能性もあり、より一層認知の機会は広がります。カルビー株式会社のロングセラー商品「じゃがりこ」は新作が出るたびに、ハッシュタグキャンペーンを行っています。
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また株式会社ローソンでも、毎週金曜日に「#金曜日はローソンのカレー」と付けて引用リツイートすると参加できるキャンペーンを行っています。
どちらも多くのUGCを生成しており、ほとんど毎回トレンドインしています。
ユーザー参加型のハッシュタグキャンペーンは一度バズるとたちまち拡散が行われるのと、UGCが大量に生成されるメリットがあります。しかし、必ずしもカルビーやローソンのようにトレンドインするという訳ではないので、過度な期待はせずに地道な運用を継続しましょう。
②ユーザーとのコミュニケーション
日頃から消費者とのコミュニケーションを行うことは大切です。例えば、「飲食店で食事をした時にいい接客をして貰った。」「企業アカウントで丁寧なリプライをして貰った」など、嬉しい、素晴らしいと思った時にUGCは発生します。そこでもっとSNS上に投稿がされやすくなるように、オリジナルハッシュタグを考案して店頭や通販の商品にチラシ入れて投稿の促しをしたり、タグ付けや、オリジナルハッシュタグを付けてくれた投稿を、公式アカウントで紹介するなど、「UGC投稿のきっかけ作り」を意識しながら改善を行うことも必要です。
③ナノインフルエンサーを囲ったサイトの活用
ナノインフルエンサーを囲ったサイトでは、商品提供と引き換えに、消費者が体験をしてみての感想(口コミ)を、自身のSNSで投稿を行ってくたり、アンケートに回答をしてくれます。一度に大量のUGCを発生させることが出来るのと、運用面でもサイト側がしっかりと管理を行うため、企業側の負担が少ないのがメリットです。
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UGCを活用したSNSマーケティングを取り入れて、認知拡散を狙おう!
いかがでしたか?UGCは生活をする上で欠かせない存在となっています。そしてSNSマーケティングに与える影響も大きいです。企業は、UGCの重要性を認識し、どうやって生成していくかを自社の状況と照らし合わせながら、SNSマーケティングに取り入れていきましょう。