SNSマーケティングのノウハウを学ぶなら「マーケブック」

article

【おもちゃ】Instagram・X(旧Twitter)・YouTube活用プロモーション成功事例5選!

この記事では「おもちゃ」業界の中で、SNSマーケティングに成功している企業事例とおすすめのSNS活用戦略について解説をしています。

⇒クチコミプロモーションサービス
「トラミー」媒体資料請求はこちら

おもちゃとSNSマーケティング

おもちゃのマーケティングとSNSの親和性について

昔から子どもたちにとって欠かせない『おもちゃ』。親御さん世代が小さい頃によく遊んだおもちゃが今でもリニューアルを重ねて販売されていたり、人気シリーズのキャラクターが続々登場し、今や第何代目のヒーロー・ヒロインになっている…というものもあるのではないでしょうか。
時代とともにおもちゃは進化を遂げていますが、インターネットの普及、SNSの台頭により、おもちゃを製造・販売している企業のPR方法も変化しています。

近年SNSの利用者ユーザーは増加傾向にあり、株式会社アイズが2022年8月に行った「SNSを見る時間と、テレビを見る時間どちらが多いですか?」という質問に対して「SNS」と回答したユーザーは88%という結果になりました。

テレビ離れは元々言われていましたが、さらにテレビからSNSへユーザーが移動していることが分かります。

電車や街中でも、親が子どもにスマートフォンやタブレットで動画を見せている様子を見かけたことはありませんでしょうか。子どもたちにはテレビタレントよりYouTuberの方が人気があるという話もありますが、大人のテレビ離れに影響され、子どもたちのテレビ離れも進んでいると言えるでしょう。

ゆえに企業は、従来の新商品発売CMや店頭キャンペーンに加え、企業のSNSアカウントでも多くの情報発信をすることがマーケティング施策として欠かせなくなりました。また、SNSの運用はPRだけでなく、SNSアカウントそのもののファンになってもらうことも重要です。まるでテレビから人気タレントを輩出したように、SNSから人気コンテンツを生み出したり、SNSアカウント自体がタレントのような存在になることで、より効果的なマーケティングが実現できます。

今回は、おもちゃを取り扱う企業のSNS活用事例を5つご紹介していきます。

参考になるポイントや特徴もあわせて解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

【おもちゃ】Instagram活用事例

①カワダ  |口コミマーケティング【Instagram】

まずはじめにご紹介するのが、Instagramマーケティング利用した「ナノブロック」の事例です。
「認知向上」と「コンテンツ獲得」の同時獲得を目的に、口コミプロモーションサービス「トラミー」で、一般ユーザーにサンプリング体験をさせる施策を行いました。

出典元:https://www.instagram.com/p/Cb7kC1ErKxO/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

同商品は、「大人が時間を忘れて没頭できる」がコンセプトで、実際の体験者も家族で体験されたり、大人も子供も一緒に制作して楽しむことができるおもちゃになっているので、幅広い世代アプローチできることに注目されています。

こちらの投稿でも、家族で楽しんでいる様子の写真が投稿されています。実際に体験者も「難易度が高いものに挑戦したくなった」などと、大人が子供よりもハマっている内容で投稿されています。また、コメント欄では「え、なにこれ。かわいい。」など、同じユーザー層からのアプローチがあり、認知向上と次の購買意欲に繋がっていることが分かります。

②ビリービーバー|口コミマーケティング【Instagram】

もう一つのトラミー活用事例が、 ラベンスバーガーブランドの「ビリービーバー」です。
同商品は「ブランドの認知拡散」と「コンテンツ獲得」を目的として、Instagramで一般ユーザー(ナノインフルエンサー)によるクチコミ投稿の生成を行いました。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

♡Rie♡(@rie.y0109)がシェアした投稿

 

上記の投稿では、子どもが実際に体験している動画なども投稿されており、実際の体験者の反応をInstagram上で閲覧できるため、閲覧しているユーザーも家族で体験するイメージがつかみやすいのがメリットです。

トラミーで行われた一般ユーザーの投稿や、施策と同時に行われるアンケート調査結果は、広告主側で2次利用無期限無料なため、マーケティング戦略にも活きる成果物を入手することが可能です。

↓口コミプロモーションサービス「トラミー」の媒体資料請求はこちら↓

※資料抜粋

【おもちゃ】X(旧Twitter)活用事例

①メルちゃん®公式

メルちゃん®とは、可愛らしい女の子の赤ちゃん『メルちゃん®』のお世話を通して、自然に思いやりのある心を育むことができる愛育ドールです。1992年に誕生し、30年経った今でも小さなお子さんや、1〜2歳のお子さんのいる親御さんたちに愛されています。
メルちゃん®は公式ホームページの他にInstagramやfacebook、LINEなどさまざまなSNSで公式アカウントを展開しています。
今回はそのうち、X(旧Twitter)の公式アカウントをご紹介します。

出典元:https://mobile.twitter.com/mellchan_dayo

公式アカウントの開設は2010年です。X(旧Twitter)の日本語版サービスが開始されたのが2008年なので、サービス開始後まもなくアカウントを開設されていますね。フォロワー数は3.5万人以上(2023年10月現在)と人気アカウントである様子がうかがえます。

公式アカウントなので、投稿されている内容には新商品の発売やイベントの告知があります。しかし、それだけではないのがメルちゃん®のX(旧Twitter)!
なんとメルちゃん®の日常が、日記のように投稿されることもあるのです。


こちらは新潟県十日町市の日本三大渓谷『清津峡渓谷トンネル』へメルちゃん®が旅行した様子のツイートです。まるでプライベートをツイートしているような内容に、とてもほっこりしますね。 このツイートには1000件以上のいいね、300件以上のリツイートと、大きな反響がありました。


こちらはある日のメルちゃん®のお昼ご飯です。明らかにメルちゃん®には多い量のお弁当ですが、そんなお弁当を前に喜ぶ姿がとても可愛らしく見えます。このツイートへの返信欄には「すごくおいしそうだね」「いっぱい食べるんだよ」と、まるでメルちゃん®の成長を見守るような温かいメッセージが寄せられています。

商品のPRはSNS上で欠かせませんが、そこに『まるでおもちゃのキャラクター自身がツイートしているかのような』ユーモアある投稿を交えているのがメルちゃん®のX(旧Twitter)の特徴と言えるでしょう。

【おもちゃ】YouTube活用事例

①バンダイ公式チャンネル

出典元:https://www.youtube.com/channel/UCtvh0wC06tV2EeRBk1OfUhg

玩具や模型などを手がける株式会社バンダイのYouTube公式チャンネルです。

チャンネル登録者数は101万人以上、総再生回数は6億回以上の超人気チャンネルとなっています。(2023年10月現在)

チャンネル内のコンテンツは、バンダイキャラクターの商品紹介や、地上波で放映しているアニメのフルバージョンなど盛りだくさんで見飽きることがありません。

さまざまなコンテンツを展開しているバンダイチャンネルですが、ここでは『人気YouTuberとのコラボ動画』『仮面ライダーの変身講座』『おもちゃを使ったオリジナルストーリー』の3つをご紹介します。

人気YouTuberとのコラボ動画

出典元:https://youtu.be/Wvcyd-HvpL4

入浴剤の中にフィギュアが入っている人気商品『びっくらたまご』と、人気YouTuberのはじめしゃちょーのコラボ動画です。はじめしゃちょーといえば、実験系動画を中心に体を張った面白動画で人気です。そんな彼ならではの企画『箱の中身はなんだろな⁉︎を水の中でやってみた!』というこの動画は、商品があれば誰でも同じことが家のお風呂で再現できる内容になっています。これを観た子どもたちは、思わずびっくらたまごが欲しくなってしまいますね…

仮面ライダーの変身講座

出典元:https://youtu.be/aXYu8vOOv80

仮面ライダーの変身ポーズは、子どもの頃誰しも一度は真似したことがあるのではないでしょうか。バンダイチャンネルでは、地上波で放映されている本編とは別に、チャンネル独自で仮面ライダーに出演している俳優やスーツアクターによる変身講座動画をアップしています。

そして変身に欠かせないものと言えば、変身アイテム。この動画を観ればポーズを覚えることができますが、変身する時に必要なアイテムとなるおもちゃもしっかりと紹介されているため、子供にとっては「これがないと変身ができない!」と一大事になります。仮面ライダーになりきりたい子どもたちにとっては、紹介されたおもちゃを手に入れないわけにはいきません。

変身講座かつ商品PRとは、とても巧妙な動画構成ですね。

おもちゃを使ったオリジナルストーリー

出典元:https://youtu.be/jNweU8s7hfk

『アンパンマンはじめてハウス』を使ったオリジナルムービーです。実際のおもちゃを使って展開されるキャラクターたちの物語は、観ているだけでも楽しいです。動画の概要欄にはおもちゃの公式ホームページへのリンクもあり、見た子どもは思わず「買って!」と親御さんにせがむことでしょう…

バンダイはさまざまな切り口から、思わず真似したくなる・買いたくなる動画を展開していますね。

②リカちゃん公式チャンネル

出典元:https://www.youtube.com/channel/UClaz9wnSX0DFN97FyeC7O9g

タカラトミーの人気着せ替え人形『リカちゃん®』には公式YouTubeチャンネルがあります。
2021年7月にチャンネルが開設され、登録者数は2万人以上、総再生回数は2900万回以上にのぼります。(2023年10月現在)
チャンネル内には、リカちゃん®がYouTuberになってモーニングルーティンを紹介したり、リカちゃん®とお友達が登場するオリジナルドラマがあったりと、まるでアイドルのようなコンテンツが展開されています。

さらにリカちゃん®公式チャンネルでは、本物のYouTuberとのコラボ企画も行っており、これまでに221本の動画が公開されています。(2023年10月現在)

コラボしたYouTuberは子どもから大人まで幅広いですが、全員に共通しているのは『おもちゃの紹介をしているチャンネル』であることです。YouTuber独自の視点からリカちゃん®のおもちゃを紹介しているので、「こんな遊び方があるのか」「そういう見方ができるのか」と新しい気づきを得ることができます。

HIMAWARIチャンネルとのコラボ

出典元:https://youtube.com/watch?v=vDmoRgba0og&feature=share

まーちゃんとおーちゃんの姉妹が知育菓子や人気キャラクターのおもちゃを紹介する『HIMAWARIチャンネル』とのコラボ動画です。
HIMAWARIチャンネルは登録者数300万人超えの超人気チャンネルのため、コラボ動画の再生回数もリカちゃん®の公式チャンネルオリジナル動画より圧倒的に多くなっています。

『リカちゃんのお家ゆったりさんでホームパーティ♪』の動画は、まーちゃんとおーちゃんだけでなく、2人の本物のお父さんとお母さんも登場し、それぞれが担当の人形にアフレコしながら物語を展開していきます。これを見たら、思わず子どもたちは親御さんに「一緒にこれをやろう!」と言いたくなりますね。

こうじょうちょーチャンネルとのコラボ

出典元:https://youtu.be/jf4aF8zZVeI

DIYやかわいいおもちゃを紹介する『こうじょうちょーチャンネル』とのコラボ動画では、前半はおもちゃを使ったムービー、後半はこうじょうちょーによるおもちゃの解説がされています。
子どもはムービーを観て真似してみたくなり、大人は今の進化したおもちゃに驚いてしまうような、親子で楽しめる動画構成はとても興味深いですね。

70cleamチャンネルとのコラボ

出典元:https://youtu.be/zyf5h9BrVTA

人形遊び・おもちゃ遊びの動画を投稿している『70cleamチャンネル』とのコラボでは、女子高生リカちゃんのルーティンを想像し、リカちゃん®を使って再現しています。クローゼットで服を選んだり、メイクをしたり、お友達とSNS用の写真を撮ったりと、まるで本物の女子高生の日常を再現したようなルーティン遊びが展開されます。
人形遊びというと、お母さんの真似をするおままごとをイメージする方もいいと思いますが、SNSでたくさんの動画に触れている子どもたちにとっては、人形遊びで女子高生やYouTuberの真似をすることだって出来てしまいます。

少し大きくなった子どもが、お母さんだけでなくSNS上で知った年上のお姉さんの真似をする人形遊びも、昔では考えられなかったですね。
時代の変化に応じて、商品展開を変え、PRとしてルーティン遊びをしてみるというのは、とても面白い切り口です。

おもちゃのおすすめSNSマーケティング戦略3選

①インフルエンサーは子育て系イラストレーターがおすすめ

インフルエンサーとはSNS上で影響力を持つ投稿者のことを指します。おもちゃを使うのは主に子どもですが、買い与えるのは親です。また、SNSも親の管理のもとで子どもたちが見ることになります。

おもちゃのSNSマーケティングでは、購入する権限のある親世代にいかにリーチするかが重要です。そこで相性がいいのが『子育て系イラストレーター』です。

子育て系イラストレーターは、日々の育児や家族のエピソードなどをイラストや漫画形式で投稿していることが多いです。フォロワーは同世代のパパ・ママ・主婦などが多い傾向にあり、企業がターゲットとする層にリーチすることができます。
さらに投稿スタイルがイラストということで共感しやすかったりイメージしやすかったりするため、高いエンゲージメント率(『いいね』『RT』『コメント』などユーザーからのリアクションがつく確率)が期待できます。

②使用感のわかる動画に強いSNSを活用する。

データによるLTV予測からマーケティング支援を行うMacbee Planet(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小嶋 雄介)の調査によると、X(旧Twitter)、YouTube、Instagram、その他の計4つのSNSのうち、購入の動機になったと答えた人の割合が最も高かったのはYouTubeでした。また、SNSの投稿で最も重視されていたのは『詳細な使用感やレビュー』という結果でした。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000023647.html

動画は文字の5000倍、画像の700倍以上の情報量を伝えることができると言われています。動画投稿のSNSといえばTikTokや、Instagramの動画投稿機能がありますが、商品のレビューや詳しい説明が見たい時には、やはりYouTubeが最も有力でしょう。
その中でも最近需要の高いショート動画の活用がおすすめです。

ショート動画とは、最長1分の縦長動画のことです。撮影はスマホで行い、撮ったものをそのままアップすることができるので、何分にも渡る動画より手軽に投稿することができます。

また、忙しい現代の人々にとって端的に情報がまとめられていることは、動画の構成上とても重要になります。Z世代を中心とした若い世代の間では、ドラマや動画を早送りで視聴する『タイパ(タイムパフォーマンス)』が最近のトレンドワードになるほど、限られた時間で情報を得ることは重要性を増してます。

まだ動画を投稿したことがない、動画の構成を考える段階で手が止まってしまったという場合は、まずショート動画の投稿からチャレンジしてみるといいでしょう。

③実際に商品を体験してSNS投稿をしてもらう。

拡散される口コミの特徴の一つに、ユーザーがリアルに感じた声が入っていることが挙げられます。
自分が体験してしていないことは、書ける情報量も熱量も限られてしまいます。それは自然と見る側にも伝わり、投稿を見るSNSユーザーの気持ちに刺さる内容にはなりにくくなってしまいます。

拡散力があり、閲覧するユーザーに刺さる投稿をしてもらうには、実際に投稿するユーザーが商品を体験したり、世界観を味わったりすることがとても大切です。
「誰かに伝えたい!」「感動した!」という想いが込もった投稿は、SNS上で広く、長期間にわたって拡散されることが期待できます。

さらに、商品に対する投稿が定期的にあることは企業や商品への信頼にも繋がります。
短期間に集中してたくさんの投稿をしてもらうより、長期間にわたって定期的に投稿してもらえる仕組みづくりを行うことをおすすめします。

トラミーは商品・サービスなど数多くの体験をユーザーへ無料提供しているサイトです。体験後には、ユーザーが持っているSNSアカウントでリアルな口コミを投稿してもらうシステムとなっている上、ユーザーの中には主婦やママ、インフルエンサーなどさまざまな方がいます。
「商品の口コミがなかなか増えない」「もっと口コミ投稿に取り組みたいけど、人手が足りない…」とお悩みの方はぜひお問合せください。

トラミー概要

・URL:https://trami.jp/regist/

運営会社概要
・会社名:株式会社アイズ( 英文社名:EYEZ,INC.)
・本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-12-22 渋谷プレステージ7F
・URL:https://www.eyez.jp/

https://trami.jp/markebook/kuchikomi_trami/

SNSを有効活用して、売上アップを狙おう!

SNSは手軽な情報発信ツールである一方、情報発信だけでは効果的なマーケティングをすることが難しいプラットフォームです。

ここで紹介したそれぞれの事例も、ゴールはどれも『PRした商品を購入してもらうこと』ですが、SNSユーザーが楽しめるコンテンツづくりを意識することで、いろいろな切り口で情報発信ができることがわかります。

新たなことに挑戦したり改善をしたりするときは、まず成功者の真似をすることから始まります。プロモーションに成功している企業のSNS活用法を知り、その真似をして投稿を続けるうちに、だんだんと独自性のある投稿ができるようになるでしょう。今回ご紹介した事例からポイントを学び、ご自身の投稿に取り入れてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

eitaka
eitaka2021年に株式会社アイズに入社。自社サービス「トラミー」の運用、SNS運用を担当。 2023年からSNSマーケティングノウハウメディア「マーケブック」の企画運営に携わる。