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口コミマーケティングとは?口コミ拡散方法と企業成功事例を解説

この記事では認知拡大に強みを持つ、口コミを活用したマーケティング手法について詳しく解説!成功事例も併せてご紹介します!

※2022年8月23日に下記内容を更新しました。
・「口コミマーケティングのメリット」を追加しました。
・「口コミマーケティングの注意点」を追加しました。
・「口コミマーケティングの成功のコツ」を更新しました。
・「口コミマーケティング事例」を更新しました。

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口コミマーケティングとは?

口コミマーケティングの意味

「口コミマーケティング」とは、“口コミ”を活用して商品やサービスの認知向上を狙うマーケティング手法を指します。
インフルエンサーやモニター施策などが口コミマーケティングに該当します。

口コミマーケティングが注目されている理由

現在口コミマーケティングが注目されている理由の一つが「消費行動に与える影響力が大きい」という点です。
株式会社アイズが2021年10月に行ったアンケート調査で「初めての商品を購入検討する時、どのような点が購入の決め手になりますか?」という質問に37.0%のユーザーが「SNSでの口コミ」と回答しています。スマートフォンが普及する以前は「TVCM」「雑誌」で認知や購買行動を決定していましたが、現在は獲得出来る情報量が増えたことにより「より質のいい情報=口コミ」を求めるユーザーが多いことが分かります。
そのため企業では、マーケティング手法の一つとして口コミマーケティングを導入する企業が増えているのです。

企業の口コミマーケティング導入状況

アライドアーキテクツがマーケティング担当者に対して行ったアンケート調査によると、「2020年から2021年にかけて、SNSマーケティング施策への予算はどのように変化しましたか?」という設問に対して「非常に増加した」「やや増加した」と回答したマーケ担当者は合わせて70.4%(内訳:非常に増加した25.0%、やや増加した45.4%)という結果が出たと報告しています。

参考:2022年のSNSマーケティングはどうなる?企業のSNSマーケ担当者549名に聞いてみた!【2021年版・業種別/企業のSNSマーケティング実態調査結果公開】

「口コミマーケティング」もSNSマーケティング手法の中の一つのため、口コミマーケティングもマーケターから「効果のある手法」として需要が高いことが伺えます。

口コミマーケティングのメリット

①広告宣伝の効果がある

口コミには商品やサービスの認知を広げる「広告宣伝」の効果を持っています。
スマートフォンの普及により、インターネットやSNSを利用するユーザーが増えました。それにより、これまで広告効果の高かった「テレビ」「ラジオ」「雑誌」「新聞」などよりも、SNSやインターネットのデジタルコンテンツは、ユーザーとのタッチポイントが多いと言えます。

特にSNSでは、ユーザー発信の投稿(口コミ)が行われ、口コミをきっかけに興味を持ったユーザーが購入や体験をし、さらにSNSで口コミを発信して広がって認知をされていくという、ユーザーを起源とした広告宣伝が実現可能です。

② 販売促進の効果がある

口コミは前述したユーザーに認知をさせる「広告宣伝効果」だけでなく、認知後の販売促進の効果も持っています。

その要因として挙げられるのが、昨今の「情報化社会」です。インターネットでの情報収集が習慣化し、人々は昔に比べ、圧倒的に多くの情報を得ることが出来るようになりました。

それに加え、スマートフォンの普及により、SNSの利用者が急増したこともあり、情報が常時手に入る状態です。情報量は飽和し、ユーザーは情報の取捨選択が求められるようになりました。

そこで、質の高い情報の1つとして、ユーザーに重宝されているのが実際に体験したユーザーが発信する「口コミ」です。

情報に対して警戒心が強くなっている現代のユーザーの消費行動を後押しするには、企業が発信する情報だけでは信用性が低いと言えるでしょう。

一方、第3者が体験して発信した情報は贔屓目なしの情報のため、信用性が高いと考えられます。

また、認知をした後消費行動に移すまでに、自分の判断が正しいかどうかを検証し妥当性を持たせるためにも「口コミ」は大いに役立ちます。

これは心理学の1つである「ソーシャルプルーフ(社会的証明)」と言い、例えばSNSやCGMサイトで、商品名を検索して体験者の口コミを見て購買を決定する行為が当てはまります。

特に現代は情報だけでなく「モノ」も飽和状態であり、唯一無二のオリジナルの商品は少なく、どのような商品にも類似品があるといえるでしょう。類似品が多ければ多いほど、ユーザーの選択の難易度が上がっていきます。そういった「選択」が難しい現代において、ユーザーは第3者の口コミや社会的評価を参考にすることで、消費行動が行えるのです。

③一過性の効果でない

前述した「広告宣伝効果」「販売促進効果」の両方の効果を持つ口コミは、一度発信されると、発信者が削除を行ったり、投稿先が閉鎖されない限り、基本的に永久に残り続けるものです。

例えば、同じ広告宣伝効果を持つ「マス広告」は、1回の広告がもたらす瞬発的な認知向上効果は、1つの口コミが持つ効果よりも高いといえますが、配信(掲載)期間が終了してしまえば効果は一気に0に等しいものになってしまいます。

一方、口コミは残り続けるので、増えれば増える程積み重なって大きくなり、比例して効果も高まっていきます。つまり口コミは、その商品・サービスが持つ資産であり、永続的にマーケティング戦略を支えてくれる基盤になります。

④コンテンツ獲得が可能

条件などにもよりますが、口コミをコンテンツとして他マーケティング施策に活用することが可能です。

認知から販売促進目的、コンテンツの獲得と「一石三鳥」の成果が得られるのは口コミマーケティングの大きな強みといえるでしょう。コンテンツの2次利用方法や事例については後述するので、そちらもチェックしてください。

口コミマーケティングの注意点

口コミマーケティングは得られる成果も大きいですが、誤った運用を行ってしますと、商品イメージや売上の低下だけでなく、企業全体にも大きな損害を与える危険性があります。

ここからは「口コミマーケティングの注意点」について詳しく解説していきます。

①炎上の可能性がある

昨今、SNSで度々見かけるのがユーザーの投稿による「炎上」です。炎上のきっかけは“不適切な発言・行動”など、大きいものから些細なものまで、発信者にとっては問題ないと感じていてもネット上のユーザーにとっては問題であったことが炎上になることが多いです。

口コミマーケティングでは、基本的に企業ではなく、第3者であるユーザーの口コミを活用するため、投稿の内容のコントロールが難しいというデメリットがあります。

また、口コミ発信の対価として報酬が発生している場合、投稿を行うユーザーは必ず広告表記を行わなくてはなりません。広告表記のないものは「ステルスマーケティング」として大きな炎上の火種となるので、口コミマーケティングを行う際は、協力ユーザーの管理が重要です。

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②薬機法に抵触する可能性がある

医薬品や化粧品などの対象の製品で広告を行う場合、気を付けなくてはならないのが「薬機法」です。薬機法は誇大広告による誤った認識を与え、消費者が被害に合わないことを目的に制定された法律です。

近年、SNSなどで化粧品などの誤った使用方法や効果などを謳った情報発信が増加をしているのが要因の1つです。

口コミマーケティングやインフルエンサーマーケティングは、特に一般ユーザーが作成したコンテンツ(投稿)が広告物となるため、気づかないうちに薬機法に抵触してしまっていた。などといった危険性も十分に考えられます。

そのため、口コミマーケティングを行う際は、薬機法に見識があり十分な対策がとれる広告会社に依頼をすることをおすすめします。

薬機法とSNSマーケティングについては「【弁護士監修 】インフルエンサー起用時に注意すべき「薬機法」を徹底解説」で詳細な解説を行っているので併せてチェックしてみて下さい。

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③工数がかかる

口コミマーケティングは、前述したように「炎上の可能性」や「薬機法の抵触」など、管理を怠ってしまうと、大きな損害を被る危険性があります。

それだけでなく、例えばサンプリングなどでは、体験ユーザーの選定やユーザーへの住所への配送作業、投稿のチェック、効果検証など工数が多かったりと、自社だけでまかなうのは難しいこともあります。

その場合は、口コミマーケティングを専門で行っているプロの広告会社に委託をするなど、外注するのも1つの手と言えるでしょう。

口コミマーケティングと人気SNSの関係性

口コミマーケティングでは、“どこに”口コミを生み出すかがとても重要になってきます。なぜならSNSにはそれぞれ特徴があり、マーケティング目的に応じて最適な口コミの生成箇所が変わってくるという理由があります。

そこで、ここからは口コミマーケティングと人気SNSの関係性について解説していきます。

口コミマーケティングとInstagram

まず一つ目は「Instagram」です。InstagramはMeta社(元Facebook社)が運営するSNSです。画像や動画など“視覚に訴えかける”ことに強みをもち、主に10代~20代の女性がユーザー割合として多いです。しかしその他のユーザー利用者も多く、バランスの良いSNSと言えるでしょう。

Instagramの優れているポイントは「検索機能」です。上記でも説明したように視覚に訴えかける=ビジュアルが良い投稿が多いです。

少し前は「インスタ映え」というワードがブームになり、「写真映えする観光地で撮った写真」や「おしゃれなカフェのスイーツの写真」など、いかに写真の質が高いものをInstagramに投稿できるかどうかで、いいね!などのエンゲージメント(反応)がかわってくるということもあり、その影響力はとても大きいものでした。

しかし現在では、Instagramは“検索ツール”としての需要がより一層増えてきました。何か知りたい時(例えば商品の購入検討、飲食店選び等…。)には、Instagramで「ハッシュタグ検索」を行うことで、関連する投稿が検索結果として出てきます。Instagramはすべての投稿に画像が付いているため、一目で気になる情報を選択することが出来るので情報収集を行うユーザーにとっても有難く、ユーザビリティの高いコンテンツです。


最近では「キーワード検索」という、投稿文章からキーワードを抽出して検索結果に表示がされるようになり、よりInstagramが“検索ツール”として使いやすくなりました。
そういった面も踏まえて、口コミをInstagram上に貯めておくことは、商品やサービスの認知向上に繋がると言えるでしょう。

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口コミマーケティングとX(旧Twitter)

続いては、口コミマーケティングとX(旧Twitter)について解説をします。

X(旧Twitter)はX Corp.が運営するSNSです。140字以内の文章と画像が投稿できるサービスになっています。ユーザー層としては、若年層は勿論のこと、30代以上の方も多く利用をしておりInstagramよりも更に幅広いと言えるでしょう。

またX(旧Twitter)はコミュニティが豊富な為自分が興味のあるコミュニティ専用のアカウントを持ったりと、複数使い分けている人が多い傾向にあります。

X(旧Twitter)の大きな特徴と言えるのが「情報伝達速度」です。“リツイート”という機能で、自分が見た投稿を自分のフォロワーへ拡散をすることが出来ます。

そのため、芸能界の速報やおもしろいネタなどが拡散をされ、中には1万リツイートや1万いいねなどに行くこともあり、最近ではそういった「バズった」投稿をテレビで紹介するなどの傾向もみられます。

しかし情報拡散能力が高いが故に、良くない情報や世間から叩かれる「炎上」が起きやすいのもX(旧Twitter)の特徴です。何気ないつぶやきの一つが瞬く間に拡散をされて、企業イメージに大損失を与えたという例も少なからずあり、扱いにとても注意を払わなくてははなりません。

しかしX(旧Twitter)は口コミが広がって認知向上にとても影響をします。
特に“目新しいもの”や“珍しいもの”といったものはバズりやすい傾向にあり「商品やサービスが他にはない特徴がある!」といった企業はX(旧Twitter)で口コミマーケティングを行うのも一つの手かと思います。

https://trami.jp/markebook/twittermarketing/

口コミマーケティングとTikTok

3つ目はTikTokです。中国のByteDance社が運営するSNSです。短い動画を作成したり投稿をすることが出来ます。

ユーザー層としては10代~20代が多く「Z世代」と呼ばれる学生層に圧倒的支持を得ています。後発のSNSの為InstagramやX(旧Twitter)と比較すると認知度やユーザー利用者数はまだまだ少ないですが、着実に伸びてきているSNSです。

TikTokの最大の特徴は「トレンド性」です。流行に敏感なZ世代が多いからかTikTokで紹介された商品や、観光地、飲食店などは軒並み人気になっています。
株式会社TORIHADAが2021年3月に行った調査では、「TikTokユーザーの3人に1人がTikTokがきっかけで購買経験がある」発表しています。

株式会社TORIHADA:「TikTokをきっかけとする商品/サービスの購買行動調査」

実際、「地球グミ」や「ファイブミニ」などTikTokで紹介された商品がヒットしていました。投稿を見たユーザーが更に投稿を行うことでより認知が広がっていったのです。

Z世代はネットリテラシーが高く、SNSの情報も精査している傾向にあるので、企業発信の情報だけでなくユーザー目線の口コミをとても重要視しています。
そういった面で口コミマーケティングとTikTokの親和性が高いと言われています。

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口コミマーケティング成功のコツ

①顧客と積極的にコミュニケーションをとる

SNSにいるユーザーは全て自社の顧客であることを認識しておくことが重要です。
自社の公式アカウントにコメントがされた場合は、必ずコメントの返信やいいね!などの反応をするという決まりを運用ルールに入れておきましょう。積極的なコミュニケーションは、自社のファンを生み出すことに繋がります。ファン化させることにより、オーガニックでの投稿などが増え、単純な認知向上だけでなく好印象も与えることが出来るのです。

また「エゴサーチ」と呼ばれる自社に関連するキーワードで検索をかけて、投稿をしてくれてる人にいいね!などで反応をしてみましょう。

逆に自社についての意見(改善点や、不明点)についての投稿があった場合は、改善点であれば感謝の意を伝えたり、不明点に対しては丁寧に解決策を伝えることで、ユーザーへの満足度の改善へ繋がります。エゴサーチは自社の商品やサービスの改善点が分かるので、ユーザーボイスの一環としてチェックをしておきましょう。

SNSは企業と顧客が直接的に交流を持てる場所なので、ここで顧客からのイメージアップを目指すことで自社に関連する口コミの生成にも繋がります。

②気軽に参加できる企画設計

口コミは多ければ多いほど、商品やサービスを検討するユーザーへの安心材料となります。出来るだけ多く口コミを生み出すには、ユーザーが自ら参加したいと思わせる企画設計が重要です。

口コミマーケティングの一つに「SNSキャンペーン」というものがあります。SNSキャンペーンは文字通り、SNSをプラットフォームに行うキャンペーンを指します。

有名なのがX(旧Twitter)の「フォロー&リツイートキャンペーン」です。対象のアカウントをフォロー&リツイートをして拡散を行うことで、抽選で商品などのインセンティブが貰えると言った内容になっています。ユーザーにとっても「フォローとリツイートするだけ」という工数がかからない点から参加がしやすく、認知やフォロワーが増えるので、やっておいて損はないでしょう。

その他のユーザーが自発的に参加するSNSキャンペーンは「ハッシュタグキャンペーン」が挙げられます。指定のハッシュタグを付けて自社に関する投稿をさせることで、認知向上とUGC(ユーザー生成コンテンツ)を生み出すことが出来ます。リツイート(拡散機能)のないInstagramやTikTokでも行えるキャンペーンの為、すべてのSNSでキャンペーンを行いたい時などに統一感を持たせることが出来るのでおすすめです。

ただし、Instagramなどはガイドラインが厳しいのでキャンペーンを行う前は、しっかりと確認を行いましょう。

TikTokではフォローとハッシュタグを付けて投稿だけではなく、「○○やってみた」のようなユーザー体験型キャンペーンが人気です。他社とは一味違うキャンペーンをやってみたい場合はTikTokを選択してみると良いでしょう。

SNSキャンペーン成功事例
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③口コミマーケティング施策は長期的に行う

口コミマーケティング施策は、長期的に行うのがおすすめです。口コミマーケティングのメリットは「一過性の効果でない」と解説をしたように、口コミは1つ1つの影響力は小さいものですが、積み重なっていくことで大きな影響力を持つものに変貌します。

そもそも口コミマーケティング施策は、単発で行ってもそれほどの効果は期待できません。なぜなら、たとえ単発で一気に口コミを大量生成したとしても、最新の情報ではないためユーザーの目に留まりにくくなってしまうからです。

そのため長期的に最新の口コミを露出させることで、ユーザーの認知を上げ、かつ信頼性の高い情報としての役割で販促効果を高めることが出来ます。

④口コミを2次利用して、更に口コミを集める

実際に商品やサービスを体験している人の口コミ投稿は、ユーザーにとって、とても参考になります。そういった観点から口コミを2次利用して、SNSキャンペーンのクリエイティブや、広告配信用クリエイティブなど、より効果的なコンテンツを作ることも目標達成のための戦略の一つです。

ただしユーザーの投稿を無許可で使用すると著作権侵害で訴えられてしまう可能性もあるため注意が必要です。

口コミの2次利用の方法については後述の項目で詳しく解説をします。

口コミの2次利用方法と使用例

口コミを2次利用する方法

口コミを2次利用するためには、そのユーザーに対して使用許諾を取ることが必要です。方法としては3つあります。

①直接連絡を取って許諾を取る

気になった投稿を行ったユーザーにDMなどで使用をしていいか確認を取りましょう。連絡をするときは「使用理由」「使用場所」などをしっかりと明記しておくことで、何かあったときのトラブルを回避することが出来ます。
インフルエンサーだと、2次利用に費用が掛かる場合があるのでそこも念頭に置いて交渉を行うことが必要です。

②オリジナルハッシュタグの設定

最近「#〇〇と付けて投稿をすると、公式アカウントで紹介します!」というものをよく見ます。これは、オリジナルハッシュタグを付けて投稿をすること=公式アカウントでのリポストの許諾をした。という解釈の為2次利用を行うことが出来ます。
しかし、これはあくまで公式アカウントでのリポストに対しての許諾の為、勝手に広告のクリエイティブに使うなどは行ってはいけません。そういった場合は1つ目の「直接連絡をとる」という形で交渉を行いましょう。

③モニターサイトの活用

モニターとは一般消費者を活用した、口コミマーケティング手法です。
モニターサイトでは一気に大量の一般消費者にSNSで口コミ投稿をさせることが出来ます。またモニターサイトによっては、その投稿を2次利用することも出来る場合があります。1つ目の直接DMで確認を取ると言った必要がなく、企業側は工数をかけずにコンテンツ獲得が出来るので大変おすすめな方法です。

口コミプロモーションサービス「トラミー」とは?概要やプランについて解説!SNSマーケティング,おすすめ,口コミマーケティングこの記事ではおすすめの口コミプロモーションサービス「トラミー」について、サービス内容や事例について詳しく解説を行っています。...2024-03-07 16:24:43

口コミの2次利用例

株式会社タツフトは、ユーザーの口コミ投稿を2次利用して、公式アカウントでのリポストを行ったり、ユーザーの投稿をパンフレットに活用しています。

 
 
 
 
 
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タツフト TFiシリーズ【公式】(@tatsufuto_tfi)がシェアした投稿

同社では口コミマーケティングを取り入れてから、Instagram経由でのお問い合わせ数が伸びたそうです。

このように口コミマーケティングは、ユーザーの消費行動に影響を与え売上向上に繋がるマーケティング手法と言えるでしょう。

2次利用できる口コミを生成できるサービス「トラミー」

株式会社アイズが運営する口コミマーケティングサービス「トラミー」では、一般消費者の投稿を2次利用無期限無料で使用することが可能です。2次利用場所についても制限が無く企業様の自由に使用をして頂けます。
作業工数負担もほとんどなく、多くの企業様にリピート頂いているサービスです。

「口コミマーケティングに興味がある」「口コミ件数を増やしたい」といった簡単なご相談から承っているので、お気軽にお問い合わせください。

トラミー活用事例

NIPPONフルーツバー|ゴールドパック株式会社

国産品を使った飲料を販売するゴールドパック株式会社は、口コミプロモーションサービス「トラミー」を活用して、認知拡散・コンテンツ獲得を行いました。

オリジナリティのあるパッケージが特徴的で、視認性の高いInstagramで発信することで、多くのユーザーに認知をさせることに成功しました。

また上記のような質の良いInstagram投稿は2次利用無期限無料なため、広告クリエイティブや自社HPへの掲載など、他のマーケティングにも活かすことが出来ます。

口コミマーケティングをフル活用して、売上アップを狙う!

いかがでしたでしょうか?口コミマーケティングは、SNS時代には欠かせない手法の一つです。しかし企画設計を間違えると失敗に終わってしまう可能性もあります。自社で行うのが難しい場合は、SNSマーケティングのプロに相談をするところから始めてみるのもいいかもしせません。

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投稿者プロフィール

マーケブック編集部
マーケブック編集部「マーケブック」では、SNSマーケティングを中心にSNSの基礎知識から成功事例、ノウハウ、アンケートデータなどの独自性のある情報発信を行っていくことで、マーケターの皆さんにとって「SNSの世界を学ぶ参考書」となれるよう運用して参ります。