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レジャー施設(遊園地・水族館・動物園)SNS活用成功事例5選とおすすめ戦略

この記事では「レジャー施設」業界の中で、SNSマーケティングに成功している企業事例と、おすすめのSNS戦略について解説をしています。

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レジャー施設とSNSマーケティング

レジャー施設とSNSマーケティングの親和性について

レジャー施設というと、遊んで楽しいのはもちろん、その施設の世界観を演出する内装や建物は、思わず写真を撮りたくなりますよね。最近はレジャー施設での無秩序なSNS動画撮影が問題になっていますが、人々がレジャー施設を訪れる理由が少し変わりつつあります。

SNSの普及により、企業も一般ユーザーもSNSを通して情報の発信や収集が気軽にできるようになりました。個人のSNS利用率は年々高まり、2022年に総務省が発表した『令和3年通信利用動向調査』では、個人のSNS利用状況が全ての世代において高まっていることが分かりました。
SNSは幅広い世代のユーザーに普及してきており、キッズ世代からシニア世代までのマーケティングにおいてもSNSは欠かせない存在となっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

出典元:https://www.soumu.go.jp/main_content/000815652.pdf

コロナによる行動制限により、レジャー施設を含むサービス業は大きな打撃を受けましたが、第7波以降の緩和によりコロナ以前に達する勢いで市場規模の回復を見せています。

出典元:https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2022/07/Jul-22.html

JTB総合研究所が作成したデータによると、レジャーにあたる教養娯楽サービスの消費者物価指数は、コロナの影響より2020年に4月から1年間大きく減少しましたが、行動規制と緩和を繰り返した2021年4月以降は徐々に回復してきていることが伺えます。

SNS普及率が高まっている中、市場回復の今だからこそ、SNSにおけるマーケティングはレジャー施設にとって大きな飛躍のチャンスとなり得ます。

そこで今回は、レジャー施設を運営する企業によるSNSマーケティングの事例をご紹介します。

本記事では、企業がSNSマーケティングを行う際に押さえておきたいポイントもあわせてご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

【レジャー施設】Instagram活用事例

①サンリオピューロランド|企業公式アカウント運用【Twitter】

出典元:https://www.instagram.com/purolandjp/

キティちゃんでお馴染みのサンリオのレジャー施設『サンリオピューロランド』。

園内にはたくさんのフォトスポットがあり、公式Instagramではそれらの映えスポットをまとめて紹介しています。

出典元:https://www.instagram.com/p/ChyLFofhrSB/?utm_source=ig_web_copy_link

冒頭でもお伝えした通り、レジャー施設を訪れる理由はアトラクションを楽しむことに加え、最近ではSNS映えする写真を撮るためという方も増えています。

サンリオピューロランドでは、ユーザーにとって参考になる投稿をすることで『いいね』や『保存数』などのエンゲージメントの獲得につなげています。また、このような投稿により、ユーザーの来園を促す効果も期待できますね。

②三島スカイウォーク|口コミマーケティング【Instagram】

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【レジャー施設】Twitter活用事例

①ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式|企業公式アカウント運用【Twitter】

出典元:https://mobile.twitter.com/USJ_Official

ハリーポッターやマリオなど、世界のさまざまな人気キャラクターのアトラクションを次々展開するユニバーサル・スタジオ・ジャパン。

Twitterは情報発信だけでなく、ユーザーとの交流の場としてアンケート調査をしたり、アイデアを募集したりという活用を行う企業がいくつかあります。

ここではユニバーサル・スタジオ・ジャパンのTwitterにおいて、アンケートを行いながらUGC(ユーザー生成コンテンツ)の生成に成功した事例をご紹介します。

出典元:https://twitter.com/USJ_Official/status/1569868565691650048

秋は修学旅行シーズン。その時期に合わせて、『修学旅行でUSJに行ったかどうか』をユーザーに質問するアンケート投稿を行いました。季節のイベントにあわせて投稿することで、UGCの生成は通常以上に活発に行われます。 

【レジャー施設】TikTok活用事例

①浅草花やしき【公式】|企業公式アカウント運用【TikTok】

出典元:https://www.tiktok.com/@hanayashiki_1853?lang=ja-JP

浅草にある日本最古の遊園地『花やしき』は、公式TikTokで面白い情報発信を行っています。

出典元:https://www.tiktok.com/@hanayashiki_1853/video/7145023623193988353?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7120122308287366658

キャストが実際にアトラクションを体験し、アトラクション内の一部や、体験した感想を動画で紹介しています。

この投稿には、実際に体験したユーザーなどからコメントが寄せられ、花やしきの公式アカウントもコメントに対して返信をしています。この企業とユーザーのコメントのやり取りはコミュニケーション醸造やユーザーのロイヤリティ向上に役立ちます。

②OSAKA WHEEL|口コミマーケティング【TikTok】

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レジャー施設おすすめSNSマーケティング戦略3選

①投稿には関連キーワードを盛り込む

ユーザーにとってSNSは自身の日常を発信するだけでなく、情報検索ツールとして重要な役割をになっています。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの事例でもご紹介したように、特に季節のイベントがある時期はユーザーの検索も活発になります。2022年10月からは全国旅行支援が始まり、レジャー施設も前年比で来園者が増加しているでしょう。

検索で自社の投稿をヒットさせるための対策として、施設のある土地(都道府県・市町村名など)のキーワードや、シーズンワード(紅葉・全国旅行支援など)は是非ハッシュタグとして付けるよう意識してみましょう。

②インフルエンサーはエンゲージメントの高い人を起用する。

レジャー施設とSNSを使ったインフルエンサーマーケティングの相性は良く、彼らが得意とするいわゆる『映える』写真や動画を投稿・拡散してもらうことで、企業の宣伝という色を前面に押し出さなくても、認知度や購入者数の向上が期待できます。

起用するインフルエンサーを選ぶ際は、フォロワー数やインフルエンサーのイメージに意識がいきがちです。しかし、インフルエンサーにPRを依頼する目的は『情報の拡散』であることを忘れてはいけません。投稿される内容をもとに購買行動を促進するには、インフルエンサーの投稿に対するエンゲージメントの確認が非常に重要になります。

SNSにおけるエンゲージメントとは、『いいね』『RT』『コメント』などユーザーからのリアクションを指します。本来、エンゲージメント(engagement)は直訳すると『約束・契約』の意味ですが、マーケティングでは派生して『企業と消費者のつながり』を意味します。

SNSの投稿に対して、どれだけユーザーのリアクションを促せたかが情報拡散のポイントです。インフルエンサーを選ぶ際には、必ずエンゲージメントを事前に提出してもらい、エンゲージメントが高い方を選ぶようにしましょう。

注意点として、SNSによってエンゲージメントとして計測されるリアクションは異なります。ここでは活用事例で挙げたInstagram、Twitter、TikTokのほかに、画像・文字以上に情報を伝えられる動画のSNSとしてYouTubeのエンゲージメントをご紹介します。エンゲージメントの種類も踏まえてインフルエンサーを選定、依頼することを意識しましょう。

各SNSのエンゲージメント

■Instagram

・いいね

・コメント

・投稿の保存

・シェア

■Twitter

・いいね

・リツイート

・リプライ

・ツイートの詳細表示

・投稿経由のフォロー

・画像、動画のクリック

・リンクのクリック

・プロフィールのクリック

■TikTok

・動画の視聴

・プロフィールの表示回数

・いいね

・コメント

・シェア

■YouTube

・動画の視聴回数

・高評価

・低評価

・チャンネル登録者数

③実際に来場してもらい、口コミ(UGC)を大量生成する

UGC(User Generated Contents:ユーザー生成コンテンツ)は、ユーザーによって制作・生成されたコンテンツの総称です。SNS、ブログなどに書き込まれたり投稿されたコンテンツや、それらに対する感想、レビューなどのコメントが含まれます。いわゆる『口コミ』と言われるものです。

拡散される口コミの特徴の一つに、ユーザーがリアルに感じた声が入っていることが挙げられます。

自分が体験してしていないことは、書ける情報量も熱量も限られてしまいます。それは自然と見る側にも伝わり、投稿を見るSNSユーザーの気持ちに刺さる内容にはなりにくくなってしまいます。

拡散力があり、閲覧するユーザーに刺さる投稿をしてもらうには、実際に投稿するユーザーが体験したり、世界観を味わったりすることがとても大切です。

「誰かに伝えたい!」「感動した!」という想いが込もった投稿は、SNS上で広く、長期間にわたって拡散されることが期待できます。

そこで、モニターサイト『トラミー』がおすすめです。トラミーは商品・サービスなど数多くの体験をユーザーへ無料提供しているサイトです。体験後には、ユーザーが持っているSNSアカウントでリアルな口コミを投稿してもらうシステムとなっている上、ユーザーの中には読者モデルや料理家などのインフルエンサーもいます。

「商品の口コミがなかなか増えない」「もっと口コミ投稿に取り組みたいけど、人手が足りない…」とお悩みの方はぜひお問合せください。

トラミー概要

・URL:https://trami.jp/regist/

運営会社概要

・会社名:株式会社アイズ( 英文社名:EYEZ,INC.)

・本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-12-22 渋谷プレステージ7F

・URL:https://www.eyez.jp/

SNSをフル活用して、来場集客率をアップする

SNSは手軽な情報発信ツールである一方、情報発信だけでは効果的なマーケティングをすることが難しいプラットフォームです。

SNSユーザーの興味や関心を惹き、興味を持ってもらうには、SNSの活用方法やそれぞれのプラットフォームの特徴を把握した上で運用することが欠かせません。しかし、インプットにばかり時間を割いていては、トレンドの移り変わりが早さを増す現代では、あっという間において行かれてしまいます。

特にレジャー施設ではシーズンごとのイベントを打ち出し、それに合わせた的確な投稿でユーザーの来園を促すことが求められるため、投稿がたった1週間遅れるだけで、その機会損失は大きなものになります。

新たなことに挑戦したり改善をしたりするときは、まず成功者の真似をすることから始まります。プロモーションに成功している企業のSNS活用法を知り、その真似をして投稿を続けるうちに、だんだんと独自性のある投稿ができるようになるでしょう。今回ご紹介した事例からポイントを学び、ご自身の投稿に取り入れてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

eitaka
eitaka2021年に株式会社アイズに入社。自社サービス「トラミー」の運用、SNS運用を担当。 2023年からSNSマーケティングノウハウメディア「マーケブック」の企画運営に携わる。