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【基礎知識】SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングとは、SNS(Instagram・X(旧Twitter)・Facebook・LINE・TikTokなど)を活用して集客や認知向上を図るマーケティング手法を指します。
SNSマーケティングの手法種類としては、主に「インフルエンサーマーケティング」「SNSキャンペーン」「SNSアカウント運用」「SNS広告配信」の4つがあります。
SNSマーケティングのメリットは幾つかありますが、1つ目は「認知力」です。拡散機能やアルゴリズムによるおすすめ機能により、多くのユーザーに認知をさせることが可能です。
2つ目のメリットは、SNSマーケティングは他のマーケティング手法よりも安価に実施をすることが可能な為、導入もしやすいというメリットがあります。
3つ目のメリットは、ターゲティングのしやすさです。例えばSNS広告なら登録されている個人のデータを利用して、的確に配信をすることが可能です。不特定多数のユーザーに一度に認知をさせる「マス広告」よりも、ターゲティングがしやすい点から、SNSマーケティングは上手く活用ができれば効果が出やすい施策として注目を集めています。
ペルソナ設定とは
ペルソナとターゲットの違い
ペルソナとターゲットは同義と思われがちですがそれは誤りです。
ターゲットは「訴求したい集団の属性」を指します。例えば、プチプラコスメの場合なら価格帯などから「10代後半~20代前半の女性」に訴求したい、というターゲットが浮かび上がります。
ペルソナは、ターゲットで絞った集団からさらに深堀を行い「人物像」のことを指します。
なぜSNSマーケティングにペルソナ設定が重要なのか
①上手くユーザーニーズを汲み取ることができる。
ペルソナ設定を行うことで、ユーザーニーズを把握することが出来るためマーケティングの戦略が組み立てやすくなります。
ペルソナ設定をせずにターゲットだけで戦略を組み立ててしまうと、誤ったプロモーション選定を行ってしまい思ったような効果が出ずに失敗に終わってしまう可能性があります。そのためペルソナ設定を行ってから、マーケティング戦略を組み立てるのが主流と言われています。
またプロモーションだけでなく、商品やサービスの開発・改善の役にも立つのでおすすめです。
②ユーザーへ的確に効果の高いアプローチが可能。
ペルソナ設定では、そのペルソナの普段の行動の設定をすることもできるので、それに基づく効果的なアプローチが実現可能です。
特にSNSマーケティングでは、プロモーション媒体や手法の選定が成功の要となることが多く、ペルソナ設定で人物像を明確にしておくことはとても重要です。
それだけでなく、ペルソナ設定により今まで行ってきた無駄な要素(プロモーションや製品機能など)をあぶりだすことができるため、マーケティング投資配分の最適化が出来ます。
③チームで認識が一致するため、施策にまとまりが生まれる。
マーケティング戦略の中で起こりがちな問題が、プロジェクトチーム内での認識のズレによる停滞です。
しかしペルソナ設定を行うことで、戦略チームメンバーの中で訴求したい人物像が共通認識となり、施策にまとまりが生まれます。もし協議の中で方向性を見失いそうになったときでも、ペルソナに立ち返り認識のズレを軌道修正することができます。
SNSマーケティングにおけるペルソナ設定方法
①情報収集
まずはペルソナ設定の下準備として、情報収集を行いましょう。
・自社のデータ
・アクセスデータ
・公式SNSアカウントフォロワーデータ
・アンケートやインタビューデータ
ここでデータを集めておくことで、後のペルソナ設定作成がスムーズに行えます。
アンケートでは自社製品についての情報だけでなく、人物像を抽出しやすい設問を設定して行いましょう。特にまだ発売されていない新商品の場合は、自社データやアクセスデータがないため、アンケートが重要になってきます。
株式会社アイズのサービス「トラミー」では、抱えている約10万人の一般ユーザーの会員からアンケート回収をすることが可能です。また実際に商品体験をさせてアンケート回収+一般ユーザーによるUGC生成プランも対応しています。
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②ペルソナの項目作成
情報収集が終わった後は、ペルソナ設定において大事な「項目作成」に移ります。項目の内容によっては、的外れなペルソナが完成してしまうため、明確なペルソナ設定項目を作成しましょう。
下記にペルソナ設定項目例を掲載していますが、これはあくまで最低限のペルソナ項目例なので、自社製品に必要な項目を随時対していきましょう。
項目設定のポイントは「SNSについての項目」「自社製品関連の項目」を入れることです。「SNSについての項目」は設定しておくことで、プロモーションするSNSの選定がしやすくなります。「自社製品関連の項目」についても、項目に入れておくことでより詳細な人物像を浮かび上がらせることが出来ます。
③ペルソナの作成
項目の作成が終わったら、いよいよペルソナの作成に移ります。
事前に集めておいた「情報」をもとに、自社の優良顧客の傾向を分析していき、ペルソナ作成を行いましょう。ペルソナ作成時のポイントは「存在しそうな人物像」にすることです。実際にいそうな人物像を作ることで、チーム内の共通認識もしやすくなります。
④ストーリー作成
ペルソナ作成が終わったら、購買までのストーリーも併せて考案しましょう。
ペルソナ設定が詳細に行われていれば「こういった人物像だから、こういう行動を起こすであろう」という仮説が立てやすくなります。
その仮説をもとに購買までのストーリーを立て、要所要所に最適なマーケティング手法を当て込みましょう。
ペルソナ設定 3つのコツ
①設定した後も定期的にペルソナを見返す。
ペルソナは「設定して終わり」ではありません。昨今は特に時代の移り変わりが激しく、それに伴い自社のペルソナも変動していくことは、避けられないと推測されます。
また、設定したペルソナが合っていたかどうか、確認する必要もあります。PDCAを常に回して、ペルソナが適正かどうかチェックを怠らないようにしましょう。
②ペルソナは1人に設定する。
「数を打てば当たる」という言葉があるように、ペルソナも複数設定しておけば万が一1人に刺さらなくても、誰か1人に刺さるのでは?という思いをもってしまうかもしれません。
しかしペルソナは複数設定してしまうと、施策にブレが生じてしまう可能性がとても高いです。そのため、ペルソナは1人のユーザーに絞り切ることが重要なのです。
ただし、サービスや商品によってメニューが分かれている場合などは、そのメニューごとにペルソナを設定することをおすすめします。
③SNSにまつわる項目を追加する。
SNSはユーザーの生活の一部と言っても過言ではないほど、利用者・利用状況共に右肩上がりで伸びています。
そのため、ペルソナにSNSにまつわる項目を追加しておくことで、ペルソナの設定後の施策でSNSマーケティングを導入するときの判断がしやすくなります。
SNSマーケティングには複数の手法があるため、どの手法を選択するかペルソナと示し合わせをしながら検討をしましょう。
詳しいSNSマーケティングの始め方については「【保存版】SNSマーケティングの始め方と成功事例を徹底解説!」で解説しているので、是非チェックしてみて下さい。
ペルソナ設定の注意点
①主観や自己都合でペルソナ設定を行わない
ペルソナを設定するときは、主観に頼りすぎず客観的に行う必要があります。
主観だけで「きっと、この商材のペルソナはこのような人物像だろう」と判断をしてしまったり、「自社のペルソナであってほしい」という理想のペルソナを設定をしてしまうと、本来のユーザー像から乖離してしまい、せっかくのペルソナ設定が無駄に終わってしまいます。
そういったことにならないためにも、事前に集めておいた顧客データやアンケート、SNSなどを活用して客観的にペルソナ設定を行いましょう。
②ユーザー像は共通認識できるように分かりやすく。
前述で「ペルソナは共通認識できることが重要」と解説し、そのために具体性のある項目が必要と述べました。
具体性はリアルな人物像を浮かび上がらせるのにとても重要ですが、大量に項目を盛り込めばいいという訳ではありません。
むやみやたらに設定を入れ込み過ぎてしまうと、逆に複雑化しすぎてしまい、チーム内で共通認識が取りずらくなってしまいます。
なので項目設定で、必要・不必要かをチーム内で協議を行い、具体性かつ無駄のないペルソナ設定項目を作成しましょう。
SNSマーケティングに欠かせない「ペルソナ設定」をしよう!
いかがでしたでしょうか?SNSマーケティングの前にペルソナ設定をしっかりと行うことで、自社のユーザーに刺さるマーケティング戦略を組み立てることが可能になります。
しかしペルソナ設定が無事完了をしても、その次の戦略立てのフェーズに入った際に「どのSNSマーケティングが最適なのかが分からない…。」という課題が生まれる可能性があります。SNSマーケティングは専門的知識や技術、工数が求められることが多いので、専門企業に任せることをおすすめします。
株式会社アイズでは、約10万人の会員を抱えている日本最大級のクチコミプロモーションサービス「トラミー」、SNS運用型広告、公式SNSアカウント運用代行、インフルエンサーキャスティングなどSNSマーケティング手法を網羅的に取り扱っているため、ペルソナ設定後の戦略立てのフェーズからご相談に乗ることが可能です。また長年の間SNSマーケティング業界に携わってきた経験と知見から、最適なマーケティング戦略の提案を得意としております。
SNSマーケティングについての無料相談やインフルエンサーのリスト作成、SNS広告のシュミレーション作成も行っているので、お気軽にお問い合わせください。