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日用品とSNSマーケティング
SNSマーケティングとは、「認知拡散」や「顧客獲得」を目的としてSNSを活用して行うマーケティング手法のことを指します。
日用品は「#日用品」がInstagramで20万件、TikTokで332,000回視聴されています。ここからSNSにおいて日用品の投稿の需要が高い事が分かります。
そういった背景から、SNSマーケティングと日用品のジャンルは親和性が高いと考えられます。
【日用品企業】Instagram活用事例|
①花王 アタックZERO:オリジナルハッシュタグを活用
花王の人気製品「アタックZERO」のInstagram公式アカウント「#洗濯愛してる会【花王アタックZERO】」では、オリジナルハッシュタグの活用でブランディングを行っています。
オリジナルハッシュタグとは、自社独自のハッシュタグで「合言葉」のような役割を持っています。
競合他社が多いSNSでの差別化を図る1つの手法として挙げられるのが、オリジナルハッシュタグです。一度定着してしまえば様々なユーザーが投稿する際にオリジナルハッシュタグを使用して投稿してくれます。
例えば、ファッションセンターしまむらが提唱した「#しまむらパトロール(27.9万件)」などは、多くのしまむらユーザーが購入紹介などをする時に使用されています。
アタックZEROでもオリジナルハッシュタグ「#洗濯愛してる会」を作成し、アカウントのプロフィールや通常投稿に組み込むことで、認知向上を図りました。「#洗濯愛してる会」のハッシュタグは6,322件で、自然と多くのオーガニック投稿が行われておりブランディングの効果が見えています。
オリジナルハッシュタグで他社との差別化を行いブランディングを実現。
②タツフト:一般ユーザーによる投稿で認知向上とコンテンツ獲得
洗濯機高さ調節ゴムマットなどの家庭用品を展開するタツフトの「あしあげ隊シリーズ」は、「認知向上」や「コンテンツ獲得」を目的に、Instagram上に一般ユーザーのUGCを大量生成する施策を行いました。
同商品は、SNS上での認知が少ないという課題があり、そこで日用品・家庭用品に興味を示しているユーザーに対してリーチをさせるために口コミプロモーションサービス「トラミー」を活用してUGC獲得施策を行いました。
この投稿をInstagramで見る
Instagramに上がった、使用したからこそ分かるユーザー目線の情報は、企業発信の情報よりも信用性が高いことから、投稿を見たユーザーからの好意的なコメントが寄せられ認知向上の効果が見受けられました。
さらに、獲得したコンテンツを2次利用して、使用者の声という形でパンフレットや展示会放映用の動画にUGCを利用することでクリエイティブ不足の解消も同時に達成しました。
このようにモニターサイトを活用したUGC大量生成は「認知向上」だけでなく「コンテンツ獲得」の役割も持ち合わせている一石二鳥なサービスであることが分かります。
①一般ユーザーの投稿だからこそ広告感無くユーザーに認知をさせることができる。
②質の高いコンテンツは2次利用無期限無料。
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【日用品企業】X(旧Twitter)活用事例
①アース製薬:親しみやすいアカウント運用
日用品を展開するアース製薬の公式X(旧Twitter)アカウントでは、企業アカウントぽくない「ラフ」な投稿でユーザーとのコミュニケーションを図っています。
企業アカウントはついつい自社製品についての情報を発信する媒体になってしまうケースが多く、そこで上手くフォロワーとのコミュニケーションが築けずにX(旧Twitter)の運用が苦戦してしまいます。
X(旧Twitter)の特性は「140字の短文」です、堅苦しさよりも「ラフさ」を重視した投稿が好まれる傾向にあります。フォロワーとしても、固い企業情報の投稿に対してリプライを送るのには気が引けてしまい、せっかくの交流機会損失も免れません。
同アカウントでは、記号などを使って作成する「アスキーアート」を用いた投稿を行っています。文章だけでなく可愛らしい「アスキーアート」があることで、タイムライン上でも目立ちやすくユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。
「アスキーアート」を用いた朝の挨拶投稿では、「おはようございアース」という常套句に対して、多くのユーザーが「おはようございアース」とリプライを送っており、フォロワーと同アカウントの間で親密な交流が行われていることが伺えます。
おはようございアース?
金曜日!
暑くなるので熱中症に気を付けて?
☀
☁
☁
∧_∧ 暑い…
(-ω -!)
ノ U
O_Oノ今日も頑張りましょ〜!
よろしくお願いします(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾#アース隊?— アース製薬株式会社? (@EarthOfficialJP) May 19, 2022
また同アカウントではそのリプライに対して1つ1つ丁寧に返信を行っていて、フォロワーを大切にしていることが分かります。
こういった丁寧な対応を継続していくことで、顧客育成、満足度を高めることに繋がり「ロイヤル顧客」が生まれ、企業のブランディングや売上に大きく影響を与えていきます。
https://trami.jp/markebook/sns_operation/【日用品企業】TikTok活用事例
①花王×ドン・キホーテ:ユーザー参加型企画
日用品を中心に販売を行う花王と日用品など様々な商品を取り扱う「ドン・キホーテ」がタッグを組み、TikTokを活用した店頭連動キャンペーンを実施しました。
「#みんなでドンキのPOPつくってみた」というテーマで、人気TikTokクリエイターが花王の対象商品の紹介PR動画をドン・キホーテで撮影を行い投稿、そのコメント欄で商品キャッチコピーを募集し、優秀作品は実際にPOP化をして店頭に張り出すといった企画内容です。
2名のTikTokクリエイターの動画に対して寄せられたコメント数は合計700件と、多くの企画参加者が集まり企画は盛り上がりをみせました。
ユーザーはTikTokに対して「新しいモノ・コトを発見できる場所」というイメージを持っており、従来のマーケティング手法にない新しい切り口で行う企画も受け入れられやすい、というのが特徴です。
TikTokクリエイターは、ユーザーを惹きつけるショート動画作成能力が高く、ユーザーもTikTokクリエイターに対して信頼を置いているため、「企業→ユーザー」に直接的に働きかけるよりも、「企業→TikTokクリエイター→ユーザー」とクッションとして挟むことで、違和感なく自然な形でユーザーに認知をさせることが可能です。
出典元:商品キャッチコピーをTikTokで募集したら700件超!店頭連動企画「#みんなでドンキのPOPつくってみた」結果発表
https://trami.jp/markebook/tiktokinfluencer2022/②ミューズ:TikTokチャレンジ企画薬用石けん「ミューズ」
レキットベンキ―ザー・ジャパン株式会社は、TikTokで薬用石けん「ミューズ」による手洗い方法の動画を「#手洗いチャレンジ」と名付け、啓発目的でキャンペーンを実施しました。
2020年の新型コロナウイルスの流行により、手洗いの重要性が注目されていました。同時に外出自粛期間も重なり「おうち時間」の中でSNSを利用するユーザーが増加をした背景から、TikTokクリエイターを起用した啓発PR動画の企画が行われました。
オリジナルの①楽曲②ダンス③ブランドエフェクトで、ユーザーの参加意欲を高めるチャレンジ内容になっているだけでなく、チャレンジに参加することで正しい手洗い方法を啓発するという社会貢献性も持ち合わせたキャンペーンになっています。
「#手洗いチャレンジ」は累計1億700万回視聴を突破、「模倣性」の高いコンテンツが多いTikTokを活用することでPRだけでなく啓発の認知向上も行えることが分かる事例です。
日用品企業おすすめSNSマーケティング戦略3選
①「HowTo」の投稿をする
公式SNSアカウントの投稿では自社製品にまつわる「How To投稿」がおすすめです。
日用品のSNS投稿で人気が出やすいのが「裏技」「意外な使い道」といったような「ユーザーが知らなかった情報(マメ知識)」です。
知る人ぞ知る裏技的な感じですが、実は網戸の裏側の掃除はクイックルワイパーを使うと簡単 pic.twitter.com/HYpjQF6mPe
— 花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp) December 30, 2021
SNSが情報収集ツールとなりつつある中で、ユーザーにとって有益な情報を投稿を発信することがエンゲージメントの獲得に差を生み出します。
②商材と親和性の高いインフルエンサーを起用する
商材との親和性の高いインフルエンサーを起用することで、ユーザーに広告感を感じさせないで認知をさせることが可能です。
ここ最近、インフルエンサーは「フォロワー数」でなく、「コスメ」「グルメ」といった「ジャンルに特化」したインフルエンサーの人気が高い傾向にあります。そういった特化型インフルエンサーはフォロワーが「コアファン(熱量の高いファン)」であることが多く、費用対効果も高いと考えられます。
日用品系商材の場合は、「家事インフルエンサー」や「ママインフルエンサー」などが親和性が高いのでおすすめです。
③一般ユーザーに製品を体験してもらい「ファン」になってもらう
自社製品のサンプリング施策で一般ユーザーに体験を行ってもらう事で「認知向上」「ロイヤル顧客の育成」においてとても効果があります。
日用品は様々な種類が存在するため、認知すらされずに終わってしまう可能性もあります。そのため日用品は「まずは体験をさせてファンを生み出す+SNSで口コミ発信をしてもらう」というSNS施策が有効的です。
実際、モニター体験した製品を気に入り、その後も継続して購入しているというユーザーは少なくありません。
モニターサイトを活用すれば「サンプリング体験とSNS投稿」の2つが同時に行われるため「認知拡散とロイヤル顧客の育成」が可能です。
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SNSを活用して、マーケティング戦略を成功させる!
いかがでしたでしょうか?SNSマーケティングは年々その需要が増しており、日用品業界でも参入をしたことで「認知向上」や「売上増加」に繋がったケースも少なくありません。
SNSマーケティングは「SNSの理解」がとても重要です。自社と最も親和性の高いSNSやインフルエンサーなど慎重すぎるくらい吟味をして、マーケティング戦略を組み立てることが成功の大きな近道となります。
成功企業の事例を参考にしながら、自社の強みやオリジナリティを取り入れていきましょう。