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【ガジェット】SNSマーケティング成功事例4選とおすすめ戦略

この記事では「ガジェット」業界の中で、SNSマーケティングに成功している
企業事例とおすすめのSNS戦略について解説をしています。

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ガジェットとSNSマーケティング

現代人にとって、スマートフォンやワイヤレスイヤホンなどの『ガジェット』は手放せない必須アイテムになっています。それらによって私たちの生活はますます便利で快適なものとなりました。

ガジェットとは、主に携帯用の電子機器類を指す用語です。

スマートフォン関連のアイテムだけでなく、タブレットやキーボードなどの新作が次々と登場し、ガジェット市場は一層盛り上がりを見せています。

快適な生活をサポートするガジェットは、インターネットやSNSなどのソーシャルプラットフォームの普及とともにますますニーズが高まり、またそれらとは切っても切り離せない密接な関係にあります。

ユーザーがガジェットの購入を検討する際は、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSをチェックし、インフルエンサーや一般ユーザーのレビューを参考にすることが多くなりました。

皆さんの中にも、新作のガジェットをチェックするためにInstagramやYouTubeで情報を収集したことがある方はいるのではないでしょうか。

SNSでは、画像や動画といった視覚へ効果的に訴えたわかりやすい情報が発信されています。

また、企業アカウントによるSNSを活用したマーケティング事例も多くみられ、商品の情報発信だけに限らず、新作発売や新生活スタートのタイミングなどでさまざまなキャンペーンが打ち出されるケースもあります。

ガジェットの需要に相まって、ガジェットを販売する企業側もSNSマーケティングによる自社のプロモーションに、ますます力を注ぐようになりました。

そこで今回は、ガジェット関連企業によるSNSマーケティングの事例をご紹介します。 本記事では、企業がSNSマーケティングを行う際に押さえておきたいポイントもあわせてご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

【ガジェット】Instagram活用事例

①KOPEKJP|企業公式アカウント運用【Instagram】

nstagramの特徴は、文字・画像・動画・音声で情報を伝えられることです。

そのInstagramを活用した事例として、まず1つめに『KOPEKJP(コペックジャパン)』をご紹介します。

コペックジャパンは、ガジェットや家具・インテリア雑貨などの企画・輸出入および販売を行っている会社です。Instagramでは、自社で取り扱っている商品の使用シーンを想定したファッショナブルな動画や写真が投稿されています。 ユーザーは商品の性能説明やおしゃれな映像だけでなく、日常で自身が使用するイメージを刺激されることで購入後のイメージが湧きやすくなります。

出展元:@kopekjp

こちらはスマートフォンのショルダーケースの画像です。 コロナ以降キャッシュレス化が急速に進み、最近ではスマートフォンのみでどこへでも出かけられるようになりました。若い世代の間では画像のような通称『スマホショルダー』がトレンドになっています。カバン代わりのファッションアイテムでもあるスマホショルダーを、自分の服とどうコーディネートするかはひとつのポイント。そこで、画像のような商品とファッションのコーディネートや着用イメージがわくような画像があると、ユーザーは自身のスタイルへの取り入れ方が想像できるため購買行動を強く刺激されます。

 
 
 
 
 
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KOPEKJP(@kopekjp)がシェアした投稿

出展元:@kopekjp

防水ショルダーバッグは、実際に水着を着て海に入っている写真を用いて商品紹介をしています。商品説明の文章が画像の中になくても、この1枚で使用シーンと機能性が同時に伝わってきますね。

商品の紹介だけでなく、ユーザーのライフスタイルや使用する場面を意識した内容の投稿事例として、コペックジャパンのInstagramをご紹介しました。

②GoPro|企業公式アカウント運用【Instagram】     

カメラは商品そのものの画像や紹介動画よりも、実際にどんなものが撮影できるのかを表現した方が、使用イメージがわいたり購買意欲がかき立てられたりする商品の1つです。

GoProはまさに商品を使って撮ったものを動画や画像で投稿することで、商品の魅力や撮影の楽しさ、映像から得られる臨場感を訴求しています。

GoProとは、アクティブスポーツの動画撮影を目的とした、頑丈かつ防水機能を兼ね備えた小型軽量デジタルビデオカメラです。

さまざまなモデルがありますが、どれも手のひらに収まるくらいのコンパクトなサイズで、手に持って撮影するだけでなく崖やサーフボードなどいろいろな場所に取りつけることができるのも大きな特徴です。

旅行からエクストリームスポーツまで多くのシーンで活躍するため、アマチュアからプロアスリート、はたまたテレビ番組での撮影クルーなど幅広いユーザーに愛用されています。

そんなGoProのInstagramは、投稿されている画像や動画のほとんどが実際のユーザーが撮影したものであるため、セールス感がなく1つのコンテンツとして楽しむことができます。

 
 
 
 
 
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GoPro(@goprojp)がシェアした投稿

出展元:@goprojp

GoProでは季節のアクティビティをGoProで撮影して楽しんでもらうため、フォト・ムービーコンテストという形でキャンペーン施策を打ち出しました。

受賞者には商品に加えて賞金も贈られるという太っ腹なキャンペーンですが、キャンペーンの告知投稿であっても画像はユーザーがGoProで撮影した写真というところが、世界観の統一に一役買っていますね。

インスタグラムマーケティング|手法と成功事例・戦略を解説Instagram,SNSマーケティング,口コミマーケティングこの記事では、Instagram(インスタグラム)マーケティングの基礎知識から、メリット・デメリット、成功戦略方法まで幅広く解説をしています!...2024-03-07 16:19:26

【ガジェット】X(旧Twitter)活用事例

①Anker Japan|SNSキャンペーン【X(旧Twitter)】

X(旧Twitter)は文字と画像の投稿を中心とするSNSプラットフォームです。

企業のプロモーションにおいては、イベントの告知やリツイートキャンペーンなどタイムリーかつスピーディな情報拡散を目的とするシーンにおいて、よく活用されます。

ここでは、プロモーション成功事例としてAnker(アンカー)が実施した『同時急速充電の新商品発売キャンペーン』をご紹介します。
Ankerは、モバイルバッテリーなどのスマートフォン・タブレット関連製品の開発・販売を行うハードウェア・ブランドです。モバイルバッテリーのほかにも、スピーカー、イヤホン、ケーブルなどさまざまなガジェットを扱っています。
Ankerは、モバイルバッテリーなどのスマートフォン・タブレット関連製品の開発・販売を行うハードウェア・ブランドです。モバイルバッテリーのほかにも、スピーカー、イヤホン、ケーブルなどさまざまなガジェットを扱っています。

出展元:@Anker_JP

Ankerは2022年9月に新商品発売に伴うキャンペーンをX(旧Twitter)で打ち出しました。

スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどの、いくつかのガジェットを同時充電したことのある人は、充電速度の遅さに困ったことがあるはずです。

その不満を解消する新商品の発売キャンペーンは、Anker_JPのアカウントをフォローし、キャンペーンのツイートにある『#欲しい』『#持ってる』『#興味あり』のいずれかのハッシュタグを選択してツイートするだけで100名に新商品が当たるという、とても簡単な方法で応募ができます。

このキャンペーンは9月2日にツイートされ、応募期間は9月8日までの7日間でしたが4,554件のリツイート、1万件の『いいね』が付き、X(旧Twitter)では大いに盛り上がりました。

本キャンペーンは、自社商品のユーザー層や商品に興味のある人が誰でも簡単にツイートボタン1つで応募できますが、中には本キャンペーンの応募ツイートでAnker_JPのアカウント宛に普段使用しているAnkerのガジェットの写真を送ったり、日々の使用感などをツイートしたりしている熱烈なファンもおり、お祭りのようなにぎわいを見せていました。

X(旧Twitter)の仕組みとして、ツイートが話題になるとX(旧Twitter)のトレンドに入り、商品のユーザーではない層の目にも触れるようになります。話題性のあるキャンペーンは、ファンの間に留まらず自社の認知向上にも一役買います。

Anker_JPの公式X(旧Twitter)は2013年9月に開設され、現在フォロワー数26万人以上(2023年10月)を抱える人気アカウントとなっています。 多くのフォロワーに情報を発信するだけでなく、幅広いX(旧Twitter)ユーザーが盛り上がるキャンペーンを打ち出すのは、とても面白い施策ですね。

https://trami.jp/markebook/twittermarketing/

【ガジェット】YouTube活用事例

①株式会社CIO|企業公式アカウント運用【YouTube】

スマートフォンやタブレットの普及により、若年層を中心としたテレビ離れがマーケティングにおいても課題として頻繁に耳にするようになりました。そのテレビ離れしたユーザー層が多く視聴しているのがYouTubeです。

YouTubeは若い世代ばかりが利用しているイメージをもっている方もいるかと思いますが、NTTドコモのモバイル社会研究所の調査によると、10代から30代の男女ともに約7~8割がYouTubeを視聴しており、シニア世代では男性60~70代で5割以上、女性60~70代で約5割がYouTubeを視聴していることがわかりました。(2022年1月現在)

また、商品の購入を検討したり、日常生活における悩みを解決する商品を探したりする時に、YouTubeで情報を集める人も多くいるため、YouTubeは企業のマーケティングにおいて外せないチャネルとなっています。 ここでは、株式会社CIOのYouTube活用事例をご紹介します。

出展元:充電器メーカーの株式会社CIOチャンネル

CIOはスマートフォンのアクセサリ関連を中心としたデジタル製品の企画・開発・販売、AmazonなどのECサイト運営や実店舗への卸販売を行う日本の企業です。 CIOは2012年にYouTubeチャンネルを開設し、最新製品やセール情報を動画で発信しています。

出展元:充電器メーカーの株式会社CIOチャンネル

CIOのチャンネルは、情報発信だけでなく動画のコメント欄で視聴者と交流をしている点にあります。

動画に寄せられる数十件のコメントひとつひとつに返信をしており、中には投稿者と数回にわたってコメントをやりとりしたものもあります。

最も再生回数の多い『Amazonブラックフライデーで絶対買うべきおすすめの充電器』では、動画をきっかけにCIOの商品購入を決めたコメントや、購入商品の相談まで寄せられています。

中にはクレームのようなコメントもありますが、それに対しても丁寧に返信しているところから、企業の誠実さが伺えます。 ガジェットの中でもモバイルバッテリーなどのアクセサリー類はAnkerが有名ですが、日本のメーカーとして認知度向上を目指し、CIOでは日々新しい動画を投稿しています。

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ガジェットおすすめSNSマーケティング戦略3選

①エンゲージメントの高いインフルエンサーを起用する。

ガジェットとSNSを使ったインフルエンサーマーケティングの相性は良く、彼らが得意とするいわゆる『映える』写真や動画を投稿・拡散してもらうことで、企業の宣伝という色を前面に押し出さなくても、認知度や購入者数の向上が期待できます。

起用するインフルエンサーを選ぶ際は、フォロワー数やインフルエンサーのイメージに意識がいきがちです。しかし、インフルエンサーにPRを依頼する目的は『情報の拡散』であることを忘れてはいけません。投稿される内容をもとに購買行動を促進するには、インフルエンサーの投稿に対するエンゲージメントの確認が非常に重要になります。

SNSにおけるエンゲージメントとは、『いいね』『RT』『コメント』などユーザーからのリアクションを指します。本来、エンゲージメント(engagement)は直訳すると『約束・契約』の意味ですが、マーケティングでは派生して『企業と消費者のつながり』を意味します。

SNSの投稿に対して、どれだけユーザーのリアクションを促せたかが情報拡散のポイントです。インフルエンサーを選ぶ際には、必ずエンゲージメントを事前に提出してもらい、エンゲージメントが高い方を選ぶようにしましょう。

注意点として、SNSによってエンゲージメントとして計測されるリアクションは異なります。ここでは活用事例で挙げたInstagram、X(旧Twitter)、YouTubeのエンゲージメントをご紹介します。エンゲージメントの種類も踏まえてインフルエンサーを選定、依頼することを意識しましょう。

各SNSのエンゲージメント

■Instagram
・いいね
・コメント
・投稿の保存
・シェア

■X(旧Twitter)
・いいね
・リツイート
・リプライ
・ツイートの詳細表示
・投稿経由のフォロー
・画像、動画のクリック
・リンクのクリック
・プロフィールのクリック

■YouTube
・動画の視聴回数
・高評価
・低評価
・チャンネル登録者数

②複数のSNS施策を組み合わせる

SNSはそれぞれ、アプローチできるユーザー層や相性の良い投稿内容(文字・画像・音声あり動画・音声なし動画)が異なります。

そのため、複数のSNS施策を組み合わせることで、SNSマーケティングの力をより発揮させることが期待できます。 ここでは複数のSNSを運用するメリットをご説明します。

①幅広い層にアプローチできる

先ほどもお伝えした通り、SNSはそれぞれアプローチできるユーザー層が異なります。例えば、InstagramやTitterは10代から20代、YouTubeは10代から40代までの7割以上と、3つのSNSだけでもユーザーの年齢層に違いがあります。

アプローチしたいターゲットが多くいるSNSを1つだけ絞ってキャンペーンなどを打ち出すこともいいですが、複数のSNSに露出することでユーザーが自社情報を目にする機会を増やすことも、とても効果的なマーケティング戦略です。

アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが提唱した心理効果に『ザイオンス効果(別名・単純接触効果)』というものがあります。これは、相手に何度も繰り返し接触することによって、だんだん好感度や評価などが高まっていく効果のことです。

興味や関心の無かったものや人でも、頻繁に目にしたり、接する機会が増えたりすると、次第にその対象に対して良い印象を持つようになります。接触回数が増えるほどその対象への警戒心や恐怖心が薄れ、親近感を持つというのがザイオンス効果の特徴的な例です。 複数のSNSを使い分け、ザイオンス効果も狙いながらユーザーへのアプローチを行っていきましょう。

②目的に合わせてSNSプラットフォームを選択できる

SNSにはそれぞれ得意とする投稿内容や目的があります。

ここでは、活用事例の3つのSNSとTikTokを含めた4つのSNSの得意とする主な目的を一部ご紹介します。

■X(旧Twitter)
・文字情報でリアルタイムな情報発信をしたい
・スピーディな拡散をしたい

■TikTok
・動画で商品情報やキャンペーンの告知をしたい
・SNSユーザー自身にキャンペーンにチャレンジした動画投稿を促したい

■Instagram
・写真で商品やサービスを視覚的にアピールしたい
・おしゃれな写真の投稿で、ブランドイメージを向上・認知拡大させたい

■YouTube
・使用感や使用シーンを映像と音声で伝えたい
・限られた時間でたくさんの情報を伝えたい どのような投稿内容にするかを吟味した上で、どのSNSのプラットフォームが目的に対して効果的に運用できるかを判断することで、スピーディにマーケティング効果を発揮することが期待できます。

③実際に商品を体験してSNS投稿してもらう。

拡散される口コミの特徴の一つに、ユーザーがリアルに感じた声が入っていることが挙げられます。

自分が体験してしていないことは、書ける情報量も熱量も限られてしまいます。それは自然と見る側にも伝わり、投稿を見るSNSユーザーの気持ちに刺さる内容にはなりにくくなってしまいます。
拡散力があり、閲覧するユーザーに刺さる投稿をしてもらうには、実際に投稿するユーザーが商品を体験したり、世界観を味わったりすることがとても大切です。
「誰かに伝えたい!」「感動した!」という想いが込もった投稿は、SNS上で広く、長期間にわたって拡散されることが期待できます。

さらに、商品に対する投稿が定期的にあることは企業や商品への信頼にも繋がります。
短期間に集中してたくさんの投稿をしてもらうより、長期間にわたって定期的に投稿してもらえる仕組みづくりを行うことをおすすめします。
トラミーは商品・サービスなど数多くの体験をユーザーへ無料提供しているサイトです。体験後には、ユーザーが持っているSNSアカウントでリアルな口コミを投稿してもらうシステムとなっている上、ユーザーの中には読者モデルや料理家などのインフルエンサーもいます。

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成功企業を参考にしたSNSプロモーションで、売上アップを狙う!

SNSは手軽な情報発信ツールである一方、情報発信だけでは効果的なマーケティングをすることが難しいプラットフォームです。

商品の宣伝色が強くなく、SNSユーザーの興味や関心を惹き、企業や商品に興味を持ってもらうには、SNSの活用方法やそれぞれのプラットフォームの特徴を把握した上で運用することが欠かせません。
しかし、インプットにばかり時間を割いていては、トレンドの移り変わりが早さを増す現代では、あっという間において行かれてしまいます。 新たなことに挑戦したり改善をしたりするときは、まず成功者の真似をすることから始まります。

プロモーションに成功している企業のSNS活用法を知り、その真似をして投稿を続けるうちに、だんだんと独自性のある投稿ができるようになるでしょう。今回ご紹介した事例からポイントを学び、ご自身の投稿に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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投稿者プロフィール

koike
koikeSNSマーケティング(インフルエンサー・SNS広告・口コミプロモーションサービストラミー)の戦略提案を行う法人営業や、自社サービス「トラミー」のサービス企画、SNS運用を担当。 2022年からSNSマーケティングノウハウメディア「マーケブック」の企画運営に携わる。