インフルエンサーとは
インフルエンサーとは、SNSやブログ上などで大きな影響力を持つ人物のことを指します。インフルエンサーは、その影響力から「宣伝効果」が期待され、企業から商品やサービスのPR投稿の依頼を受けることがあります。
インフルエンサーで一般ユーザーの違いとしてあげられるのが、SNSで抱えている「フォロワー数」の多さになります。大体1万以上のフォロワーを抱えている人が、インフルエンサーと呼ばれることが多いです。
インフルエンサーの特徴
インフルエンサーの特徴は「ファンを抱えている」と「リーチ力が高い」の2つのポイントです。
インフルエンサーのフォロワーは、そのインフルエンサーに対して「尊敬・信頼」を置いていることが多く、インフルエンサーの発信する情報を好意的に受け取る傾向があります。
つまり、インフルエンサーにPR投稿依頼をすることで、製品やサービスに対してポジティブなイメージをユーザーに植え付けさせることが可能になります。
「リーチ力が高い」という点については、インフルエンサーは数万~数十万、中には数百万のフォロワーを抱えています。前述したように、インフルエンサーのフォロワーは「熱量の高いファン」であることが多く、その多くのファンに対して情報を認知させることが出来るため、効果が高い拡散が見込めます。
インフルエンサーの影響力
実際にインフルエンサーは、ユーザーの購買に対して影響力をどのくらい持っているのか、アンケート調査を行いました。
その結果、SNSでインフルエンサーをフォローしていると回答したユーザーの内、84%のユーザーが「インフルエンサーがおすすめする商品を購入、またはサービスの利用をしたことがある」と回答をしました。
このデータから、インフルエンサーの情報発信が、ユーザーに対して商品やサービスを認知させているだけでなくい、購買行動に対して大きな影響力を持っていることが分かります。
インフルエンサーとSNS
インフルエンサーの効力を最大限発揮するためには、情報発信を行う場所=SNSの選定もとても大事になります。ここからは、各SNSとインフルエンサーの関係性について解説していきます。
インフルエンサーとInstagram
Instagramで活躍するインフルエンサーは「Instagramクリエイター」や「クリエイター」「インスタグラマー」などと呼称されています。
Instagramにも多くのインフルエンサーがいますが、特徴としては「写真の撮影クオリティが高い」「ユーザーに役立つ情報を発信」している。という点があります。Instagramは視覚重視のSNSのため、有形商材やサービス(飲食店・施設等)との相性が良いです。
インフルエンサーとX(旧Twitter)
X(旧Twitter)では、インフルエンサーは基本的にそのままの「インフルエンサー」で、呼されています。
X(旧Twitter)のインフルエンサーの特徴は「文章力」です。投稿文章は140文字という限られた中で、ユーザーの心を引き付けることが出来るのがX(旧Twitter)インフルエンサーです。
Instagramのように、有形商材系はもちろんのこと無形商材でもPR投稿しやすいのがX(旧Twitter)インフルエンサーマーケティングの強みと言えるでしょう。
インフルエンサーとTikTok
TikTokにおけるインフルエンサーは「TikTokクリエイター」「インフルエンサー」「ティックトッカ―」と呼ばれることが多いです。
TikTokインフルエンサーの特徴は「ユーザーを惹きつける動画作成能力」です。TikTokは、他のSNSよりも集中して見られやすい傾向にあり、PR投稿も例外ではありません。
ユーザーの広告受容も高いため、TikTokインフルエンサーの施策は今とても注目を集めています。
インフルエンサー費用相場
インフルエンサー起用にかかる費用
①インフルエンサーへの報酬
②運用費用
③商品代金・配送料
④2次利用費
⑤サービス利用料(プラットフォームサービスなどを使用する場合。)
①インフルエンサーへの報酬
インフルエンサーPR投稿をしてもらう際に発生する費用です。
基本的にフォロワー単価×フォロワー数で提示されるケースが多いです。フォロワー単価の相場は、1投稿につき2円~4円と言われていますが、インフルエンサーや所属するキャスティング会社によって変わってくるため、都度確認を行っていきましょう。
②運用費用
インフルエンサーのリスト作成やキャスティング、管理などといった、施策の進行(ディレクション)をインフルエンサーマーケティングのキャスティング会社や代理店に行ってもらう場合、委託企業に対して支払う運用費が発生します。
③商品代金・配送料
インフルエンサーにPR投稿を行ってもらう場合、その体験用の商品やサービス代金は、依頼主である企業が持つことになります。
また、そこで掛かる商品配送費やインフルエンサーの交通費も、企業が負担することになります。
インフルエンサー依頼方法
①インフルエンサーに直接依頼する。
自社でインフルエンサーと直接やりとりをすることで、運用費などのコストを削減することが出来ます。
しかし、インフルエンサーの選定から、連絡、金額交渉、投稿内容案出し、チェックなどを全て自社内で行わなくてはならいため、リソースが厳しいという企業にとっては、かなり工数負担が大きくなってしまう可能性があります。
②インフルエンサーマッチングプラットフォームを利用する。
インフルエンサーマッチングプラットフォームとは、多数のインフルエンサーがサイト登録を行っており、そこに訪問した企業が最適なインフルエンサーを見つけ、PR投稿依頼をすることが出来るプラットフォームを指します。
マッチングプラットフォームを利用することで、内製で行うよりも選定の面では楽になりますが、インフルエンサーの管理や効果分析などは自社で行う必要があるため、ある程度の工数負担は必須です。
また、マッチングプラットフォームを利用するためには、手数料などが発生するため、予算確保も必要になることを留意しておきましょう。
③インフルエンサーキャスティング会社を利用する。
インフルエンサーのキャスティング会社とは、インフルエンサーを抱えている会社のことで、各インフルエンサーの特性(ジャンルや投稿スタイル、フォロワー属性など)を熟知しているインフルエンサーマーケティングのプロ的存在です。
インフルエンサーの特性を理解しているため、自社の課題解決に最適なインフルエンサーの選定を行ってくれたり、金額交渉、運用、効果分析など全ての作業フローを代行してくれます。
「自社だけで行えるリソースが無い」「インフルエンサーの選定に自信がない」などといった場合、キャスティング会社に外注をすることをおすすめします。
【おすすめ】無料のインフルエンサーリストを作成してもらう
インフルエンサー施策を始めるにあたって、おすすめなのが「キャスティング会社にインフルエンサーリストを作成してもらう」です。
与件を伝えるだけで、製品やサービスとの親和性の高いインフルエンサーのピックアップをしてもらえるため、費用感が知れるため施策の企画立案や調整がしやすくなります。
株式会社アイズでは、女性を中心とした各種ジャンルのインフルエンサー1,000名以上のリストを保有しており、その中からクライアントの課題解決に最適なインフルエンサーのピックアップを得意としています。
無料のインフルエンサーリスト作成やインフルエンサーマーケティングについての相談も承っているので、お気軽にお問い合わせください。
最適な方法でインフルエンサーをキャスティングしよう
いかがでしたでしょうか?インフルエンサーは依頼方法によっても、メリットデメリットが変わってきます。自社の状況を考慮しながら最適なインフルエンサーマーケティング戦略を立てていきましょう。