【簡単】ヘアケア研究員が教える!美髪を叶えるヘアケア方法

【簡単】ヘアケア研究員が教える!美髪を叶えるヘアケア方法

昨今、外出もままならない状況ですが、マスク生活を送る中で印象や視線に関する考え方が大きな変化を見せています。

大正製薬株式会社が実際に行った調査結果のグラフを見ると、「マスクあり」になると約9割の方が顔の上半分に印象の重きを置いていることがわかりますね。

マスクをしていると、視線が顔の上部に行きやすくなるために普段よりもさらに髪の印象、つまり「上顔(うえがお)印象」が重要になってきているのです。

また、コロナ禍ではオンラインによる会議や商談、オンライン飲み会など新しいコミュニケーションの方法が生まれました。

オンラインになり髪の毛に気を使っている方は約5割という結果に。

髪の毛は、印象を与える上で大変重要な役割を担っていることが分かります。


※提供写真

そこで、今回は、大正製薬株式会社の社員であり、ヘアケア関連の研究開発に従事されている“ヘアケアのプロ”、廣岡優美さんにヘアケア方法に関するお話をお伺いしました。

シャンプーの正しい方法


出典:写真AC

廣岡さんによると、洗髪をする際はシャンプー前に軽くブラッシングし、頭皮や髪の汚れを落ちやすくすると良いのだとか。

シャンプー前に汚れを洗い流し、頭皮がしっとりするまですすいだ後、シャンプーで頭皮と髪の毛を洗いますが、そのままシャンプーを頭皮に乗せるのはNG

シャンプーを手のひらでしっかり泡立てたあと、頭皮に乗せて洗うことで頭皮を無理に傷つけることなく洗髪することができるのです。

また、頭部を前後でそれぞれ3箇所と2箇所で分けて指の腹を使って丁寧に洗うのがポイント。

一方、洗う際に髪の毛をこするように洗うのはNG。

髪の毛同士がこすれてしまうことでキューティクル(※1)が剥がれやすくなってしまうため気をつけましょう。

また、すすぐ際はすすぎ残りが残らないようしっかり洗い流しましょう。

洗髪をする際は、髪の毛を優しく丁寧に扱うことが大切なのですね。

※1キューティクル:三層構造からなる毛髪の最も外側を構成する物質、髪の毛の表皮にあたる。

コンディショナーの正しい方法


出典:写真AC

コンディショナーはシャンプー後、髪全体になじませ、ぬめり感が取れるまでしっかりすすげばOK。

また、コンディショナーは髪の毛を保護し、髪の毛内部よりタンパク質などの栄養を補う役割があります。

そのため、頭皮ではなく髪の毛を中心になじませるようにしましょう。

頭皮にコンディショナーが残ってしまうと、頭皮トラブルにつながるためしっかり洗い流しましょう。

シャンプー・コンディショナーの選び方


出典:写真AC

シャンプーやコンディショナーを選ぶ際に最も大切なことは、自分の髪質や肌悩みに合ったアイテムを選ぶことです。

では、早速肌悩み別のシャンプーを見ていきましょう。

肌悩み おすすめシャンプー
乾燥肌 アミノ酸系シャンプーやセラミド等の高保湿成分含有のもの
敏感肌 アミノ酸系シャンプーやベタイン系シャンプー等
脂性肌 アミノ酸系シャンプーや高級アルコール系シャンプー等

乾燥肌の方の場合、保湿力に優れたものを選ぶと◎

また、敏感肌の方の場合は、肌に優しいアミノ酸系やベタイン系のものを選ぶのがおすすめです。

脂性肌の方は、油分をしっかり落としたい場合には高級アルコール系のものを使用してみてもよいでしょう。

ただし、皮脂を過剰に落としてしまい乾燥することで皮脂の分泌が多くなってしまうこともあるため保湿も行いましょう。

続いて、髪質別のおすすめコンディショナーを見ていきましょう。

髪質の悩み おすすめのコンディショナー
髪のダメージ ケラチン等補修成分を含むもの
ぱさつき・乾燥 セラミド等保湿成分を含むもの

髪のダメージが気になる方は、ケラチンなどの補修成分が含まれたコンディショナーがおすすめです。

ぱさつきや乾燥が気になる方は、セラミド等保湿成分が含まれたものを選ぶようにしましょう。

お湯シャンプーのメリット・デメリット


出典:写真AC

メリット

シャンプーは洗浄力が高いものが多く、髪や頭皮に必要な油分まで落としてしまいます。乾燥肌の方や敏感肌の方の場合、シャンプーを使用することで必要以上に皮脂を洗い流してしまうことも。

それによって、頭皮トラブルにつながることもあるため、お湯シャンプーが頭皮のトラブル解決につながる場合もあります。

デメリット

シャンプーを使用しないと落とせない皮脂の汚れがあるため、お湯シャンプーだけでは皮脂の洗い残しがおこり、毛穴に汚れが詰まってしまうことも。

それにより、頭皮ニキビや薄毛など頭皮トラブルがおこってしまいます。そのような場合、保湿力の高いシャンプーだと必要な油分を落とす心配がないため、自分に合ったシャンプートリートメントを選ぶことも重要です。

※お湯シャンプーの効果や影響は個人差がありますためご注意ください。

シャワーを浴びるタイミングは朝?夜?


出典:写真AC

この記事を読んでいる方の中には、シャワーや入浴のタイミングが朝だったり夜だったり、バラバラの方もいるのではないでしょうか。

実は、きれいな髪の毛を保つためには洗髪の時間も大切なのです。

たとえば、もっぱら朝シャンだけ!という方。大変危険です。

シャンプーをせずに就寝してしまうと、寝ている間に皮脂をエサにして雑菌が繁殖してしまいます。

その結果、頭皮トラブルにつながることも…。

そのため、就寝前の夜にシャワーや入浴をするのが良いでしょう。

一方で、朝にもシャワーを浴びたい方は朝か夜、どちらか一方をお湯だけにすると◎

余計な皮脂を落とさずに、皮脂のバランスを保つことが出来ます。

美髪のためのブラッシング方法


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美髪を保つための正しいブラッシング方法をお聞きしました。

①毛先から優しく通すようにブラッシングする(無理に根本から通してしまうとダメージの原因となるため)

②全体を優しくブラッシングする

静電気が発生する冬場など乾燥した時期は、木製のブラシがおすすめ。

また、シャワー後など髪が濡れている状態でのブラッシングはNG。

ダメージを与えてしまうおそれがあるため控えましょう。

美髪のための正しい乾かし方


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濡れた状態でいると、キューティクルが開いた状態になってしまうためぱ乾燥やぱさつきの原因になります。

そのため、シャワー後にタオルドライをし、ドライヤーでしっかり乾かすことが大切です。

正しいドライヤー方法として、髪の毛より15-20cm程度話した状態で、斜め上から温風で乾かし、最後に冷風をあてることでキューティクルが引きしまり、美髪を作ることができます。

また、ドライヤーのタイミングとしてはできるだけ早めに乾かすのがおすすめ。

美髪のためのUVケア方法


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紫外線対策は、お肌と同様に髪にとっても大切なこと。

紫外線は、髪の毛だけでなく地肌の毛根部にまで届いてしまうため新陳代謝が悪くなり、毛根が正常に機能しなくなり脱毛するおそれもあると言われているのだとか。

また、強い紫外線は、髪の強さを保つ構造を切断して、表面のキューティクルをはがし内部のタンパク質を傷つけてしまうことも。

それによって、髪の艶が失われたりぱさつきを感じたり、頭皮の乾燥などのトラブルが発生してしまうのです。

そこで、主なUVケアの対策を行うことが重要なのです。

特に4月から8月の紫外線を強く感じる季節は、直接紫外線を浴びないように帽子などをかぶって対策するようにしましょう。

紫外線を浴びてしまった際の対処法

万が一、紫外線を浴びてしまった場合、少しでも症状を緩和させる対処法もお聞きしました。

紫外線を浴びた後は、炎症が起きている状態のためしっかり保湿をすることが大切

頭皮用の化粧水の使用や、シャンプーやコンディショナーを普段よりもしっかり行うことで紫外線によるダメージを最小限に留めることができるそうです。

髪に良い食べ物・成分


出典:写真AC

美髪のためのヘアケアは、外部のケアだけでなく内側からのケアも大切!

廣岡さんによると、髪の毛の材料となるタンパク質ビタミンミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することで美髪につながるのだとか。

特に、亜鉛や鉄分などのミネラルは毛髪の成長を促し、健康に保つ働きがあるため積極的に摂取するのがおすすめだそう。

摂取する成分が偏ると、ホルモンバランスにも影響が出るためできるだけバランス良く取ると◎

髪に良い、成分別のおすすめ食材がこちら!

成分 食材
タンパク質 納豆・魚・卵・肉
ビタミン ピーマン・人参・ほうれん草
ミネラル(鉄) ほうれん草・ワカサギ・ひじき・あさり・
レバー
ミネラル(亜鉛) 牡蠣・肉類・アーモンド・卵黄

いくつになっても自信が持てる髪へ


出典:unsplash

いかがでしたでしょうか。

今回、大正製薬株式会社の廣岡さんに取材させていただき、美髪を保つためのヘアケア方法についてご紹介しました。

年齢を重ねても自分の髪の毛に自信を持てるように、この記事を参考にしてみてくださいね。

また、大正製薬株式会社より発売されている女性向けヘアケアアイテム「リジェンヌ」は、年齢と共に変化する髪悩みに寄り添ったヘアケア商品です。


出典:大正製薬株式会社

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今、ヘアケアに悩んでいる方はもちろん、そうでない方にもおすすめのアイテムです◎

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トラマガ編集部
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